JTB台湾周遊４日間ツアー：三日目 台中から台北へ
台中の朝
JTBツアー日程表では今日行くはずの宝覚寺観光は前の日に済ませている。だから集合時間九時半までゆっくり。朝食前に台中駅まで散歩、昭和っぽい懐かしさがいいですねぇ。
おびただしい数のバイクの駐輪光景は圧巻です。
一般市民さんはどこにすんでいらっしゃるの？朝ごはん屋さんも見つからず、屋台も出てない、閑散とした街なか。
昨日行った宮原眼科を通る。静まり返った朝に行ってみると小さくて地味なレトロビルですね。椰子の木が並ぶゴージャスな構えのセブン-イレブンに立ち寄って冷やかし。コンビニの焼き芋とか豆乳は美味しいと聞いてるんだけど買う気になれない。本音は一口くらい食べたいんだけど、お腹が空かないんで、、、。ツアーで食事が絶対保証されてて食べすぎちゃってるんで、コンビニで食べ物買っとかなきゃ！って危機感がないんですよねぇ、、、。ガイドさんや親と喋ったりしてる時間多いから、口さみしくてお菓子ポリポリってこともない。（トシだし？）
なぜか懐かしいたたずまい、、、。この辺りのひなびた通り。昨今の台中観光ブームでへたに今風レトロに再開発されないことを祈りたいところ。
台湾セブン-イレブン限定？PAPABUBBLEのハロウィーン版が売ってます。アメ舐めないくせに買ってしまった。
ホテルでもらった観光エリアマップはおお助かり。日本なら明治村に保存されていそうな建築物が現役で活躍しております。ホテルと同じ通りにあるこれは県庁？
朝食バッフェはまあまぁ。ジュースは甘ったるい市販のものでガッカリだな。台湾人（？）宿泊客でけっこう満員です。でも、穏やかで静かです。ガツガツした客はいません。悪名高い、アノ大陸から来られた人たちではないと思います、、、。
新幹線の発着する駅はホテルからけっこう遠く、立派な近代的な駅です。ここで二日間お世話になった運転手さんとはお別れ。新幹線に乗り込みます。１階の待合いエリアは無料WIFIが使えました。改札通ってホームに出るとダメ。
昼前に台北駅に着く。空は雨。南国ムードが一気にぶっ飛んでしまった。
朝にガイドさんから聞いた説明では、台北着いても九フンから戻るまではホテルに寄らないって言ってたのに、なぜか駅からホテルに直行。今夜はガーデンホテル。部屋はまだ用意されてないので荷物だけを預けます。このツアーは我々家族３人だけなので、なにかと融通が利くんでしょうね。
ガイドさんがチェックインしてくれルームキーカードをもらって、すぐにお出かけ。衛兵交代タイムのタイミングを見計らうと先に中正紀念堂へ行くことに。衛兵交代に間に合わすため蒋介石の説明パネルが並ぶ部屋を見る時間は１０分だけ。去年行ったときよりは空いていたような、、、。
龍山寺へ。雨が酷くなってきたので、気がのらない。ガイドさんにおみくじのやり方を教わるも、雨が酷くなってきたこともあって興味そそられません、、、。私は二度目だし。早々とバスに乗り込む。雨で全然写真取ってないです。「この辺は貧乏な人が多く住んでます」というガイドさんの言葉とおり、ちょっと雰囲気が他のエリアとは違って異様な感じ。えらく若作りした派手なファッションの老婆がうろついてたし、、、、後々思い返すとあのおバアさんたちは『たちんぼ』？
昼食は丸林へ。ここは相当有名な名店。まさか、大食堂という規模でもないのにツアーで連れて行ってもらえるとは！（最近のツアーは侮れませんね）
噂通り美味しそうな料理が並んでます。が、私達の頂く料理はもうJTBツアーで決まってる様子。背後の丸テーブルのお客グループ、ありえないほど煩かったなぁ。食欲が失せる。
ガイドさん、肉無しメニューを頼んでくれました。
丸林は切り干し大根の卵焼きが名物？
そこから私は一時ツアー離脱。離脱の書類にサイン、、、といっても大げさは手続きじゃなく、ガイドさんの持ってるスケジュール表の九フンの欄の横にサインしただけ。親とガイドさんはこのままバスで九フンへ。母は去年行ったばかりだけど、父は行ったことないので行きたいんだそう。日没には台北に戻ってる九ふんツアーなんて行く甲斐はないと思うんですが、、、。６時に夕飯の場所で落ち合うことにして、私は自由行動。夕飯はサントスホテルで広東料理だそう。
迪化街へ。
私のお目当ては北勝堂という乾物屋さんの椎茸スナック。去年、この店で買って、美味しさに腰抜かした逸品です。しかし、店頭には並んでません。店の人に「シイタケ」と言うと出してきてくれました。しかし、出されたものは予想と違ってました。いかにも市販のもの。
去年、台北在住で北京語話せる親戚に付いてきてもらって買ったシイタケスナックはもっと立派な大ぶりのもの量り売りだったんです。「これじゃない。去年買ったやつはもっと大きかったよ。」と北京語で言えたら、、、、、。しょうがないから諦めて、どこでも買える市販のものを２００元で。味見させてもらったけど、去年のとは雲泥の差。口の中でシイタケがぐんにゃりと戻ってくる食感がない、、、、。残念、残念、残念。もうミーハー観光客には売らないのかな？それとも人気すぎて売り切れ？
もう一軒のお目当ては老桂坊。ここのチーズ風味のパイナップルケーキが美味しいという旅ブログを読んで気になってました。店の人はとても優しい接客をしていて気持ちいいお店です。可愛いプリントのチャイナ服とかカバンがメインみたいで、お菓子類は奥のほうに置いてありました。試食させてもらうとしっとりした皮（カロリーメイトみたいな部分ね）にチーズの風味があって、パイナップル部分は甘酸っぱさが濃いというか、、、、。それが小粒のお饅頭サイズなんです。
台湾コーヒー？、、と期待してしまうところが、実は台湾産じゃないというコーヒー豆もノリで購入。
もう一軒、季亭香でお菓子を見たかったけど、今いる永楽市場からはかなり北の方角。雨が降ってなかったら頑張って歩いたかも、、、。
南に歩いて、中山方面に歩く途中、台北くんだりきてモスで休憩、、、なぜだ、わたし？日本じゃ通り過ぎるくせに。
旅行者のネット環境は、、？
ところで丸林レストランから出てからの自由時間の間、使えるWiFi探すの非常～～に大変でした。どうしてもメールかLINEを使う必要あったので焦りました。下調べをしてなかったこともあって全然みつからなかった。
まず、中山のスタバは有料Wifi。お隣に座ってた外人客もお手上げ状態でした。明日帰るのに払ってたまるか！せっかく２００元もだしてウーロン茶買ったのに。時間がもったいないので宿泊ホテルに戻ってロビーで試したけど駄目。部屋に入って、ルームカードや朝食券が入ってるカード入れの中にWiFiのパスワードが入っていることに気付いて、やっとアクセスできました。ガーデンホテル宿泊者だけがアクセスできるようにしてあるんですね。
台北には無料WiFiサービスあるそうです。次回の旅行ではTAIPEI－FREEというサービスを申し込んでおこうと思いました。
サントスホテルで広東料理
タクシー乗って６時ギリギリにサントスホテルへ。我が物顔で闊歩する日本人客でロビーは混雑しておりました。
２階にレストランがあります。私を待たず５時半には夕食スタートしてた親。そこには台北在住の友人も合流してきて賑やかに。九フンは大混雑だったとかで、ガイドさんにくっついて歩き回ってただけだそうな。あの九フン茶館も行かなかったとのこと！どこかの店に寄って、名物のお団子スープは頂いたそうです。そして、スケジュール表にはなかったのに、おみやげ屋さんに連れて行かれたそうな。こんなふうに５時半に早々と夕食してるし、よっぽどの素通り観光だったんだと推測してしまう。せっかく１時間もかけて行ったのに、あのレトロな九份茶坊でお茶タイムもせず、代わりにお土産屋に連れて行かれた親が不憫、、、。しかし、ガイドさんが茶館に連れて行くわけないわけで、一緒に着いて行かなかった私が親不孝な罪悪感を負ってしまった次第。
サントス。ここでの広東料理はとくに驚くものはなし。（写真すら撮ってません）肉料理がほとんどで、空芯菜炒めと小菜のキャベツ炒めばっかり食べてました。はまぐりのスープは覚えてます。
マイクロバスに友人も同乗してガーデンホテルに戻り、はじめて部屋に入ります。ガイドさんとは今日はここで解散。ガイドさん、今夜は自宅へお帰りです。明日の予定の故宮博物院行きは３人共辞退するので集合は朝１０時半。
さて、まだまだ夜は終わらない。ガーデンホテル向かい側にある、赤いド派手な外観の広告看板だらけカルフールに向かいます。向かい側っていってもガーデンホテルの前の道路がだだっ広いのでヒョイと行ける距離じゃなかったです。
カルフール４階に春水堂の支店があることはチェック済み。（後記：ご注意ください！春水堂は２０１５年１２月の時点では撤退してました！） なんか場違いなイメージですが、ここのカルフールの食堂街は有名どころがはいってるそうです。元祖タピオカミルクティーはほんとに美味でありました。甘さ控えめで茶葉の味がしっかりします。親も私も大感激。お茶菓子も上品なお味。そのあとで友人オススメの烏龍茶をポットで注文してけっこう長居しちゃいました。台湾の人、なんでアメリカ資本のスタパなんて行くんですかね？こんな美味しい飲み物あるのに。
ホテルに戻って友人は帰って行きました。といっても、明日の朝は圓山ホテルに行く約束で７時半にホテルに来てくれるんだけど。
活泉足體養身世界へ
９時半すぎで老人には寝る時間なれど、ツアー最後の夜だ！これからマッサージへ。ホテルのフロントに頼んで『活泉足體養身世界』に電話してもらい予約をお願いしてもらったところ、OKということ。さっそくタクシーで行天宮方面へ走ります。活泉はかなり知られた有名店で私はこれで３回目。
ところで活泉ですが、、、、予約時に「タクシー代はこちらで払いますから。」、って必ず言ってくれるんだけど、実際に「タクシー代いくらでしたか？」って聞いてくれたことは皆無、、、。タクシーで乗りつけて、「タクシー、支払い待ってるから払って！」と、しれっと請求する日本人客なんているんだろうか？ま、いいんだけどね。１９０元したけど。
けっこう混んでて、母と私はかなり待たされましたね。足湯で時間つぶしを長い間させられて待ってました。父は足湯なしに２階に案内されてすぐに全身マッサージ受けたみたい。母と私は３０分くらい後から全身マッサージスタート。
痛かったぁ、、、。でも気持ちいぃ。
タクシーでホテル戻って１８５元。荷物の整理してすぐ風呂入って寝る。ガーデンホテルのお風呂は真四角で小さくて深いタイプ。普通のホテルのバスタブの半分以下の幅。肩までじっくり浸かれます。（でも体育座りが条件で、、、） 薄いバスローブ付いてて、それをパジャマ代わりに寝ます。
続き：
台湾ツアー 準備編
JTB台湾周遊四日間ツアー 一日目
JTB台湾周遊４日間ツアー 二日目
JTB台湾周遊４日間ツアー 三日目
JTB台湾周遊４日間ツアー ４日目最終日