IKEAキッチン専門デザインサービス- 10 アメリカでリノべ　2021年編

テナント君の退去まで11日となりました。

IKEAキッチン専門デザインサービス　IKD

IKEAのプランニングスタジオのコンサルテーションは無料。当然IKEAだけにIKEA以外のキャビネットや器具をミックスした提案はしてくれない。１００％IKEA製品でそろえるつもりは無いから他に選択肢を持ちたい。そこで、IKEA傘下でない、独立したIKEA専門のデザインサービスを試してみました。

ウチみたいな小さなキッチンにわざわざデザイナー入れるって考え、最初はなかった。ゼータクだと。しかし、頼む予定のコントラクターのオッサンJ氏の適当さにイライラハラハラしてきた。このオッサン相手に「ここのキャビネットは何タイプでぇ、中の仕切りはこうゆうのでぇ、、、どうかなぁ？」なんて和気あいあいとサンプル見ながら相談してる図が想像できない。それにそんなことする必要あるなら「それは今すぐ！」でしょう！作業が進まずギリギリになってオッサンが勝手に決めたキャビネット持ち込まれて泣く泣く受け入れてしまう、、という前回の顛末を繰り返したくない。それを防ぐために数百ドルか1000ドルくらいなら払うのは惜しくなった

見つけたのがIKDってとこ。

IKDってレビューもいいし、過去の仕事例をみてもウチより庶民的な小さなプロジェクトを数々やってる。（そもそもリッチ層はIKEAのキッチン買わないし。）

IKDのサービス、私が理解してる限りでは以下の通り。

• 完全にオンラインベースで、対面でデザイナーに会うことなし。オフィスがどこにあるかも明記してない。
• 最速で3日、修正繰り返しても10日くらいで最終的にデザインパッケージというドキュメントを作ってくれ、カラー３Dレンダリング、平面図、側面図、IKEA購入品リストが含まれる。
• 客は別のメーカーのキャビネット、シンクや食洗器、冷蔵庫などのメーカーと寸法を伝えれば図面に反映してくれる。（３DレンダリングにはIKEA以外の製品はそっくり描写されない）
• パッケージ内の図面はコントラクターに渡せば見積りとって施工してくれる詳細レベル。
• 全米規模のコントラクターのリストをもってて紹介もしてくれる。
• IKEA購入リストは細かな部品も漏れることなく詳細。客はそのままIKEAに客のアカウントでオーダーするだけ。IKDがバックマージンとるとかは無いみたい。
• 注意すべきは、バックスプラッシュ、照明、床のデザインはやらない。キッチンとキャビネット部分のみ特化したサービス。
• もひとつ注意すべきはIKEAのセール期間は指定した品の在庫がない可能性大だということ。この時期を狙って購入する人多いんで。

キッチンは445ドル

キッチンのサービスフィーは445ドル。キッチンの規模は関係なく。はあっ？と拍子抜けするお値打ち価格。その辺のフリーランスさんより安いんじゃないか？

さもありなん、、、こちらがやらねばならない宿題が多いわぁ。自分で採寸して手書きの見取り図の画像をアップロード、現場写真も。オンラインで希望を伝える何ページもの細かい質問項目を提出しないといけないのでした。それらの条件クリアしてからスタート。その3日後に最初のデザインプランが届くそう。客が修正リクエストできるのは2回まで。それ以上は追加料金かな？案外、ここからグングンと追加料金取られそうな予感もしました。この調子なら今月末にキャビネットの発注は済ませられるわけですが、本当だろうか？

採寸でつまずく

さっそく採寸で立ち往生、、。だって自宅じゃないんで。おまけに今まだテナントが住んでる。困った、、。この際だからテナント君に頼んでみた。「天井高とキャビネットの幅の寸法を測ってくれませんか？」って。

返答なし。

今週末に行ってくるか、、。でもウチのキッチン辺りには窓は無い。壁だけ。必要な寸法は天井高とキッチンカウンターが面してる西側の壁の一面だけだ。ここでキャビネットのトータル横幅決まると思うんで。あとは写真があるし。その2か所だけ測りにわざわざジャージーに行きたくない、、、。

そこでスマフォの採寸測定アプリを試してみた。素人考えだけど、1インチくらい間違ってても大問題にならないとおもうんで。天井高もね、壁キャビネットを天井高いっぱいまで付けるタイプを選ぶなら天井高は１インチの間違いも致命的だと思うけどね。とりあえず早くウチの要望項目ページを提出したいんで、アプリで算出した数字を入れてしまった。

さて、3日後が楽しみ。とはいえ、アメリカ生活も20年。弁護士とコントラクターからは悲しすぎる嫌な経験を繰り返してる。今回も案外、苦々しい結果になるかも、、とは思う。けど、445ドルなら詐欺に遭ったとでも思って諦めつけるつもり。

我ながらネガティブ思考だな。