IKEAキッチン専門のデザインサービスを使う- 16 アメリカでリノべ 2021年編

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2021年5月18日から6月1日のメモ

コントラクターのオッサンJが全然動かない。一体、いつ採寸に行くのか?彼は今のテナントと顔なじみだから、私抜きに行ってくるって言ったのに。

しびれを切らしていつ行くのか聞いたら、このオッサン、マジで今月中に採寸に行く気が無いと知る。さすがに目が覚めた。このオッサンを絶縁するくらいの気持ちで自分でやらないと。

イケア専門のデザインサービス

IKDというイケア専門のデザインサービス。キッチン関連ポータルサイトで見つけた。

最速3日でIKEAキャビネット使ってIKEAのプランナー作成してくれるらしい。あぁ、書いているうちに思い出した。IKEAのマンハッタンにあるプランニングスタジオの予約が一週間先で、その間何もせず過ごすのが不安だったからでした。即日申し込みしてしまった。(結局IKEAのアポ。キャンセル枠が出て3日後に打ち合わせできたんですがね。)

結果的にIKEAプランナーと二股かけてしまったわけだけど勉強になった。申し込み時点で把握していたことが以下のとおり。

  • キッチンデザイン料は一律前払い455ドル。
  • 採寸は客がやり、現場写真とともに申し込み時にアップロードする。
  • デザイン提案書は2回まで修正OK.
  • 人気のセミハンドメイド社のドアも選べる。
  • 最終的に高品質な3Dレンダリング付きの図面とIKEAのショッピングリストを作成し、客のIKEAアカウントのプランナーページに送ってくれる。セミハンドメイド社用のショッピングリストも同様かも。
  • 追加料金で360度アニメーション動画も作成してくれる。
  • 客はそのままプランナーどおりにオーダーすればOK

さっそく要望メモとか現状写真とかアップロード

実際に使ってみて分かったことは、、、

  • デザイナーさんとはZOOMとかFACETIMEとかでネット上で対面して打ち合わせはなし。メールでのやりとりのみ。(私はそのほうが楽)
  • 要望をリストするときは、バカバカしいと思えるレベルくらい詳細に書くべきだということ。デザイナーさんには写真を送ったくらいで全てを把握してくれるなんて思わないこと。
  • デザイナーさんがメールで何回も質問&確認してきて徐々に詰めてゆくやり方。返答も事細かにする必要あり。電話やチャットはナシ。

見せてくれたプラン一回目はけっこう「え~、、、、コレじゃないよぉ、、、」レベルだった。リビングルーム兼エントランス兼キッチンの手目的リビングルームいっぱいにキッチンを広げようとしててのけぞりそうになった。担当デザイナーさんはニューヨークの住宅事情を考慮してない。プロなんだから分かってくれてるはずだよね、という仮定はダメ。最初の申し込み時に狭い2ベッドルームのコンドミニアムと説明しなかったこともある。「現状写真のレイアウトをそのままにして」って最初の申し込みフォームに書くの忘れてたっけ?

プラン2回目はすごく良くなっててワクワクしてきた。サイト上で変更希望点を説明書きし、必要なら手書きのメモをスマフォカメラで撮って、参考写真も添付して提出。(写真は三枚まで)ここからデザイナーさんと細かいやり取りをメールで繰り返してデザインを詰めてゆくわけです。たとえば、「ここのキャビネットは引き出しじゃなくて、ドアに変更してね。」、とか。

そうしてるうち、3日後から始めたIKEAプランニングスタジオでの打ち合わせのほうが順調に進んでしまい、IKEA分の発注は3回目のプランニングスタジオのアポのときに済ませてしまった。予約のキャンセル枠にたまたま2回も得られたのはラッキー。だったら、このIKDのサービスは無駄になったの?というとそんなことはなく、セミハンドメイド社のショッピングリストを期待します。2回目の提案書についてた図面と3Dレンダリングはコントラクターのオッサンの見積り取りに役だったし。

さて、3回目の最終案、メールされてきました。内容は何度もやりとりして詰めたので「わぉ~!」ってなサプライズはなく、「うん、これで良し!」という反応だけ。

担当デザイナーさんからの説明によると、このままIKEAサイトでチャチャっと購入してはいけない!、と。このプランナーはパネルもフレームも全て入ってる状態なので。コレもってIKEAショップ行って、セミハンドメイドで購入予定のフロントパネルの部品をリストから抜いてもらって、別途の追加アイテムリストを加えてもらってから注文すること。セミハンドメイド用のフロントパネルだけのリストは作ってくれてない。セミハンドメイドのショップにIKEAプランナーをそのまま送って、ショップがドアだけの見積りを出してくるんだそう。そいういうことかぁ。

もう3回もIKEAプランナーと色々話してるから、プランナーの部品リストの詳細を読みこむ能力はついたつもり。なんか異常に安いなぁ?と思ってよく見たらシンクや足元に付ける板などなどが抜けてる。冷蔵庫囲む93インチのパネルも入ってない。たぶん、600ドルくらいアップしそう。更にフロントパネルに2000ドルくらいかな?

レンダリングの画質がいいんで気分があがる。といっても壁や照明は無し、床もテキトー。だけど、この絵を基にどんな照明ライトつけようかなぁ、とイメージしやすくなるかも。

そういえば、、、IKEAプランナーさん、自社IKEAのキッチンプランニングツールでキャビネットを配置するの、けっこうもたもたと四苦八苦してて可笑しかった。途中でフリーズしたりとやたら重くて使いにくいアプリなんですよね。キャビネットを90度回転したり並べ替えたりするの、一発で出来てない。やっぱり使いにくいんだ、、、私は3分足らずでギブアップしたやつですが。