トリノ旅行 2022年10月 計画編
何故トリノへ?
20年かな?、17年ぶり?それくらいご無沙汰なヨーロッパ。それも、サッカーファンでもないのにトリノに旅する。
思いついた理由として、この10月にアメリカン航空で貯まってる2万5千マイルが失効してしまうこと。アメリカ国内で飛行機乗ってまで旅行したい先が無い。ヨーロッパでホテル代に消化がちょうどいい。
トリノに決めた理由。私の好きなホラー映画監督のアルジェントの回顧(80歳台でもまだまだお元気ですが)展が、2023年1月16日までトリノの映像博物館みたいな所で開催されているから。こんなイベントでもやってなかったらトリノなんて一生涯行くこと無いだろうってことで。
ちょこっと調べてみたところ、どうやらトリノは世界中から観光客が殺到して闊歩してるようなローマみたいな観光地ではないらしい。なにしろトリノの観光ガイドブックが売ってないし!
それならば、長いブランクで不安なヨーロッパ旅行の最初の目的地にはトリノってふさわしいかも、、、旅する勘みたいなのを取り戻すリハビリにもイイかもね、、、と決めた次第。
先ずは航空チケット
有休は一日しか使いたくないので、3連休の週末と合わせて4日間で。米系航空券は安くはないし、ヨーロッパの安いNEO航空は不安。何かトラブルあってキャンセルになったら上手に立ち回る自信ないんで。
エミレーツ航空のノンストップ。出発は夜10時。 帰り便は午後3時。夕方仕事終わってからJFK空港行っても間に合う、最終日にはランチを早めにとってから空港に向かうものアリ。往復$735-780。もち、エコノミー。
次はホテル
計画を思いついて探し始めたのが8月始め。その時にググってリストアップしていたホテルは、、、確実にバスタブ付き部屋を予約したいけど、ハッキリ明記してないのがヨーロッパ、アメリカのホテル予約サイト共通の欠点ですねぇ。
- 高くても泊まりたい!そして夕食とれるレストランがある
- ホテル コンコルド (てらいの無い格調あるシックなインテリア)
- ホテル ビクトリア (ロマンチックなインテリア。スパを使うことはないので勿体ないかも)
- トリノ パレス ホテル(イタリアンモダンなインテリア。スパを使うことはないので勿体ないかも)
- 超有名な、予算超絶オーバーな老舗ホテル(大規模ラグジュリーホテルは好みでないんで、、、)
- グランド ホテル シテア
- 何とかなる範囲
- ベスト ウェスタン プラス ホテル ジェノバ
- ホテル ローマ エ ロッカ カヴォア
- プリンシピ デ ピエモンテ
- AC ホテル トリノ マリオット(バスタブ付きと明記されてる。駅には近いがメイン観光地から少し遠い)
- スターホテル マジェスティック トリノ(バスタブ付き部屋と無し部屋が明記されてるんで一番の候補)
- ベストウェスタン ホテル ジェニオ
- ベスト ウェスタン ホテル ピエモンテッセ
- 庶民的?確実にバスタブ付き部屋無しっぽい。
- プチ ホテル Le Petit Hotel (ミラノ空港からのバス降車場に一番近い)
- ホテル ランカスター(トリノ五輪で羽生選手観戦ツアーに使われたレベル。バスタブ付き部屋だったというスケート観戦ブログの記事あったけど。)
- ホテル ボローニャ
- ホテル リバティ
- 好みじゃないけど人気らしい
- FIAT工場跡地に出来たホテル NH Torino Lingotto Congress
- 立地が素晴らしく、一番泊まりたいけど予約不可だったか廃業したらしい民泊物件
- B&B Piano3 (既に廃業っぽい。Piazza CLNのすぐ横という最高のロケーション)
意外と日本人さんのトリノ旅行記ブログってそんなにないんで驚いた。あるんだろうけど、私の検索下手なのと、SEO対策をしっかりとってないブログだったりするのかも。サッカーファンや、羽生君応援にトリノ五輪観に行った日本人は多かったはずなのに探せない。
マイル使うんで、アメリカン航空サイトのホテル予約サイトで扱うホテル限定なのは仕方ない。私の持ってるマイルは55000。これだと私の狙ってる中級クラスのホテルの3連泊するには足りない。なので最初の2泊は安めのホテル、残り1泊は張り込もう。3泊目はミラノでもいいかも。
という訳で、滑り込みで ホテル ローマ エ ロッカ カヴォア を予約。二泊。キャンセル可能のオプションでマイル40000 。キャンセルで返金不可を選ぶとマイル数お値打ちになるんだけど、このご時勢リスク高すぎる。(後記:案の上、体調不良で日程変更しましたし。)
家族経営をアピールする、こじんまりしたホテルらしい。期待してます。レストランはなく朝食だけなので、頑張って外のレストランに出てソロ飯しなきゃ。
https://www.romarocca.it/index.cfm/en/
3泊目は、当初ミラノで泊まる気分だったのが、滞在期間いっぱいトリノに居座ることに決めた。地域を思いっきり北に変えてSan Giors というレストラン付きホテルに。インスタやフォトギャラリー見る限り下町情緒溢れるこじんまりした家族経営ホテルで、部屋の調度は質素で簡易。なのに決してそんなに安くはなく、一泊分で先に泊まるエ ロッカ カヴォア の2泊分のマイル必要(24000)でした。レストランのメニューもサイトに載ってるんで下調べしておこう。有名な青空市場に近いんで、日曜日の早朝に気軽に遊びに行けるかも。
San Giors – Ristorante Albergo Torino
防犯対策も
この旅でもスリや置き引きに遭ってしまったら立ち直れないかも。そしてヨーロッパに対する嫌悪と憎悪倍増のトラウマになりそう。最近イタリアでカバンまるごと置き引きされた友人によると、イタリアの現地の住民はスリや泥棒のターゲットが外国人になってくれてる限りはオーケーだと聞かされて失望してましたしね。それを避けるためにも防犯対策をせねば!と買ったもの。
パスポート腹巻!これを外出中は服の下に付けて、胸の下あたりにくるように下げる。絶対に目を離さないようにする!
ソロ旅行なのでセルフィー棒もね。そうそう、電源アダプターも。20年前のアナログ旅行では電気製品持ち歩かなかったので要らなかったもの。5年前にフィンランドに乗り換え一泊したときにプラグが合わずに空港隣のヒルトンホテルの部屋では充電できず不自由な体験したことありました。
他にも何か要るかな、、?非常事態に備えて現金数百ドルを腹巻に。薬。夏に行くなら破傷風ワクチンも打ちたいところ。日本に住んでるなら、パスポート再発行のために戸籍謄本コピーも持ってゆくだろう。アメリカ市民権無いからアメリカ領事館では当然外国人扱い。グリーンカード再発行の手続きは相当面倒くさいらしい。でも、どうしようもない、、、。
当初の予定は10月6日出発。風邪ひいてしまい、コロナ陰性なれども鼻は詰まるし痰の絡んだ咳が出る状況でフライト乗る勇気なくて200ドル手数料払って一か月延期です。ソロ旅だから可能なんだけど、普通の人は家族や友人のしがらみで決行しちゃうんだろうなぁ。
11月だと本格的に寒くなってるから着てゆく服の選び方が10月よりラクそう。