チャイナエアラインでニューヨーク~名古屋セントレアに飛ぶ – 機内にて
ニューヨーク、JFKにてチェックイン時:
言葉は悪いけど、後進国というか自国の物資が豊かでない国はアメリカでしこたま買い込むみたいでチェックイン時に持ち込む荷物の量が半端ない。インドに行った時もそんな感じでした。巨大なスーツケースや段ボール箱を積み上げて、挙句のはてカウンターで超過料金を払ってるのか(私の勝手な推測ですが、、)チェックインの列が全然進みません。台湾のヒトもそんなに持ち込むタイプだったとは予想してなかった。これからの機内ステイに嫌~な予感を覚えたチェックインとなりました。ダメモトで通路席に変えてもらえるか聞いてみたものの、満席フライトで無理とのこと、、。
機内:
エコノミー席買っといてシートピッチが狭いとかナントカ文句言う気はない。各座席にUSBスロット付いてて、ディスプレーも大きいほうで上等、上等。座席は薄いオレンジ調のせいか、少々薄汚れて垢じみた印象です。
ディスプレーのエンターテイメント画面は日本語、英語、中国語が選べます。映画はほとんど中国語圏もの。 気になってた「KANO」がありました。(帰りのフライトで観よう!)日本の映画は「ケルペロスの肖像」、「クレヨンしんちゃん」、「SPEC天」、「アニメ ルパン三世」。このフライトでは絶対寝るつもりでいて、実際にほとんど浅いながらも寝てたので映画は見ず。
リクライニングのボタン、壊れてるようで倒れない。手動で倒したり、起こしたりする。隣の人やアテンダントさんが手伝ってくれたり。
機内食:
レビューをいくつか読むと、中華航空の食事は美味しいそうで期待してたんだけど、肉ミールばかりなので2食とも辞退、、、。トマトジュースもない。搭乗前にブルーチーズ味ポップコーン買っといて良かった。日本人アテンダントさんなら残りのベジタリアンミール探してくれたりと気にかけてくれるんですが、ここは仕方ないかな。お茶やコーヒーをついで廻ってくれるサービスはさっさと通り過ぎちゃう。アイコンタクトとって確認しないんですね。スルーされてばかり。入国審査用紙を配ってるのも取り損ね。台湾人客ばっかりで必要な人少ないんでしょうけど、、、なんか雑です。私もトランジットだから要らないとおもうんだけど念のため欲しかった。それでも接客態度はまだとてもフレンドリーなほう。食事のときは、倒してるリクライニング席を全部起こしてくれます。(リクライニングを起こさないと食事なんて出来たもんじゃないし。) 2年前エアカナダで見た中国人男性アテンダントなんて、食事のときに前の客が倒してるリクライニングを起こしてくれるよう頼んでも「自分で言えよ!」、通路に落ちてる枕は足で横に押し込むという野蛮極まりない蛮行の限りだったっけ。もう乗らない。
左隣の老人は精進ミールを指定してたらしく、美味しそうでした。横目で見てみると、椎茸がメインの野菜料理のごはんかけ。右隣の人の肉料理ミールはルーロー飯?みたいな中華。
スナックタイムはサンドイッチ。モッツァレラチーズとバジルソースのパニーニ風のミニサンドイッチでした。これは完食!
着陸前の朝食も辞退。お隣の精進ミールはおじやに近いお粥みたい。覚悟はしてたけど、ここまで肉続きとは予想外でしてお腹すいてたまらない。桃園のターミナル内でなにか美味しいもの食べること想像して気を紛らわす。
アンカレッジ給油タイム:
てっきりアンカレッジでは機外に出られてストレッチして気分転換できるものかと思ってました。アンカレッジ空港の荒廃ぶりを見たかったという好奇心もあったし。結果、給油中の1時間半は機内で待機。明確なアナウンスは無かったと思う。他の乗客も機外に出る気まんまんで棚から荷物取り出したり通路に出てたりしてました。アテンダントも敢えて「出られないから、着席して待ってて」とは言わなかった様子。わたしもしばらくずっと座席を立って待ってました。これは体力的にも気分的にもキツイ!
これから台北まで10時間。セントレアに着いたらずぐに友人とランチの予定入れてるので意地でも寝ます。でも熟睡はしてないかな、、、。ありがたいことに隣の通路側席の老人が1時間おきくらいに立ち上がって機内ウォーキングをしてまして、目を覚ますと隣席がたいてい空いててストレッチ兼ねたトイレタイムへすんなり行けてラクでした。
桃園で乗り換え:
桃園へ到着。セントレアへトランジットのためイミグレ通過なし。モノレール乗ってゲートDへ。手荷物チェックあり。モノレールには私を含めて二人だけ。同じモノレールに乗ってた男性は成田ヘ行くそう、ノバで英語教師として東京で働くんだ!ってルンルンな若者でありました。 (まだ駅前留学に何十万払う語学ビジネスが横行してるのか、、、、)
ゲートは朝7時前なのでガラガラ、、店も閉まってる。7時に店が開きだすのを待って、さっそくフードコートらしき店でシーフード麺と空芯菜炒めを賞味。空腹のせいか美味だったー。サービスいいし小奇麗なところだなぁと改めて見回すと、なんと、ここはリージェントホテルの支店でした。
無料WIFIあるのか試したけど不成功におわりました。 (注:帰りのフライトではここで無料WIFIつながりました。)
セントレアへ:
朝7時半発。土曜のせいか空いてます。機内食はビーフン炒めらしきもの。肉入りだったので勿体無いけど手を付けず。座席にUSBスロットないのでウォークマンは使わず。
イミグレでてスーツケースを宅配に出し、両替済ませてもまだ11時半ちょっと。これは嬉しい。19時間のフライトに耐えた甲斐があるというもの。セントレアは無料WIFIがアッサリつながり、家族にLINE送り。友人へは緑の電話かけて待ち合わせ時間を確認してから名古屋駅まで近鉄ミュースカイで30分ちょい。友人とのんびりランチしてメイチカで買い物を楽しみました。
で、中国人客はどんな感じ?
実は機内では恐ろしいカオス状態を想像しておりました。台北乗り換えで大陸中国人が大挙して乗ってると、、、、。もしかして台湾人もそんな感じなんだろうか?とかね。大声でお喋り、汚いトイレ、アテンダントを奴隷扱い、機内で堂々と着替え、、、などなど。結果、全然違いました。静かで穏やかなフライトでした。トイレも4,5回行ったけど汚いってことはなく、終始メンテされてる様子。私の荷物を棚に上げ下ろし手伝ってくれた紳士なオジサン、感謝、感謝。
反省点を挙げれば、、:
もっとしっかり寝たかった!次回はメラトニンを持ってこよう。アンカレッジが機内待機だったことは想定外。トータル19時間の間座りっぱなしで体を伸ばせなかった!知ってたらチケット買ってたかなぁ、、、、。といっても12月の帰省も中華航空で同じルートのチケット買ってしまってます。数日前から心の準備を加えて体も慣らしておかねば。