[AIRBNB] ニューヨークのデータ公開

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本日、12月2日、とうとうAIRBNBがニューヨークのデータ公開

170000行ものデータと60000件のリスティングデータ公開。2014年11月から2015年11月の間で、サイト公開、非公開も含めたもの。匿名で(ホッ、、、)。
データを見るためにはAIRBNBニューヨークにアポとってNYオフィスに出向く必要があるものの、サマリーを出してるページあるので大まかに読むことはできます。文章には気を遣ってる気配を感じます。「貸し出す」という言葉を避けて、「シェア」と書いてる。11月17日までのデータということは、直前に複数リスティング持つホストアカウントをメッタ切りしてスッキリさせた後のデータとなりますね。
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データのページはここ

ニューヨークタイムズの記事

サマリー

  • 平均的物件の稼ぎは年間$5110。典型的に月4泊以下のシェアをしている。
  • 78%のホストは低所得から中レベル収入。(具体的な年収幅は書いてない。だいたい7万ドル以下かな?)
  • 72%のホストがシェアリングで得た収入をリスティングしている住居維持のために使っている。(ローンや家賃、生活費の支払いに充てているってことでしょう。)
  • 36%のホストは非正規、自営業、または学生。
  • AIRBNBはスモールビジネスをサポートしている。11%のホストは自営商売を立ち上げるため生活の足しにしている。
  • 95%のホストは1物件のみシェアしている
  • 99%の物件は一件または2件のリスティングをもつホストによってシェアされている。95%が一件のシェアリスティングのみ。4%が2件もち。
  • 90%のホストは、居住している自宅をリスティングしている。
  • 現在サイトに公開リスティングされているのは36000件のみ。
  • 大多数のリスティングは一時的にシェアされている。中間値だと、昨年は平均で年間42泊(84%が120日以内、78%が90日以内。)
  • 登録件数が集中してるのはブルックリン地区のウィリアムズバーグ、マンハッタンのロウアーイーストサイドとイーストビレッジ。(若い人に人気のエリアです。)

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感想:これ、本当?って言いたくなる位、なかなかクリーンなホスト像が出てきますね。一斉削除をした甲斐ありましたね。理想的なつつましい庶民による「民泊」像の体裁が整ったというか、、、。アンチ民泊グループはこのデータの内容にすっきり納得していないようです。
(注:後で修正記事がでてました。AIRBNBの利益の95%は一件のみ登録してるホストからのものというデータだったのですが、訂正はいって、75%だそうです。95%というのは2016年の目標値だって。)