民泊はともかく、民タクUBERは良いね!

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今年初めてUBER乗車しました。その夜は、ちょっとなぜか駅まで歩くのが億劫だったんでした。
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今住んでるアパートのエリアは南米系の移民地区なもんで、イエローキャブがガンガン走ってないからタクシー見つけるの大変なのです。

UBERアプリで見積もり額をチェックしたあと呼び出しして3分でドアの前に到着。今回は一人で乗るには勿体無いよなワゴン車で、運転してるのは若いスパニッシュのお兄さん。車内は綺麗にしてあります。タバコの匂いは当然無し。20分くらいでダウンタウンに到着で約束の時間に余裕で間に合った。29ドルがクレジットカードに課金されることに。

AIRBNBとかの民泊は問題アリと思う私ですが、民タクは大賛成であります。だって、近所にタクシーが流れてて困る人います?お隣にスーツケースをゴロゴロさせたガイジンが泊まって大騒ぎするのは嫌でも、日本人が運転する車に必要な時にすぐ乗れて困る人いませんよね?もちろん、妊婦を乗車拒否したとか、ペットを乗せるの断られたとかあるようですが。事故に遇うこともあるんでしょう。でもイエローキャブ乗ってても同じ。
ガイジン問題は?正真正銘の本人名義で免許持ってて車買ってて保険にも加入している不法滞在や短期在住の外国人って多くないよね?民タク運転手には紛れ込んで来にくいとおもいマス。それに民泊よりは利ざやが少ない。立地の良いアパートだけ手に入れてしまえば、後は代行業者にお任せしてもお金が入ってくる民泊と違い、真面目に運転して働かないと儲かりません。

私の場合、イエローキャブに一人でなるべく乗らない生活してるのは、ケチということもあるけどセクハラのせい。最近は中近東移民のドライバーが多いせいか、英語でお喋りを楽しむってことはないので目的地に着くまで黙ってる。ほんの数分だし。なかには酷い奴がいました。

「あんたチャイ二ーズ?コリアン?白人と付き合わない?体がいいよー!」(もっと露骨に言われたが書きたくない、、、)

「ジャパニーズ?前にデートしたことあるよ!」

「今度どっかで会わない?」

UBERドライバーには不届き者がいないとは断言しないけど、いい車もってる普通の運転好きなお兄さんがバイトでUBERの仕事してる人に当たると、乗車タイムはすごくラクです。客扱い慣れてないせいか普通に黙ってます。もともとプロのハイヤードライバーでUBERにも登録してますって人にもあたったけど、日本車べた褒めの会話だけでまぁまぁでした。なんつーか、イエローキャブドライバーって職に就くって人、くせ者タイプなイメージあります。簡単になれるもんじゃないんで、指定のイエローキャブ車を何百台と抱えているボスに付かなきゃいけないからね。UBERドライバーになる条件はもっとシンプルです。

  • ニューヨークの場合、普通免許に加えて、300ドルくらいの講習で取れるCDL(商業ドライバー免許)
  • 21歳以上。3年以上の運転経験
  • 犯罪や運転歴などのバックグラウンド調査をクリア
  • 最低でも4ドアのセダン車クラス
  • ソーシャルセキュリティナンバー(=不法滞在ガイジンは無理)
  • ドライバー名義で車両事故保険に加入していること

大体時給が19ドルくらいになるそうで、イエローキャブよりかなり儲かるそうです。いい会計士さんに確定申告やってもらったら、車のローン支払いなんかの諸々の経費が控除できるかも。(最近UBERがごそっと値下げしたので事情が変わったかも。市の規制の厳しいタクシーと違って、UBER経営方針に振り回されるのもやりきれませんね、、、)

もうひとつ、民タクに抵抗がない事情があります。たまーにカープーリング(相乗り)してるんで。これはほんまもんの相乗り乗車です。マンハッタンの西側の北のほうには隣の州に出る橋があって通行料はたしか11ドル。高いです!しかし3人乗りなら6ドルに割り引かれます。そんなわけで、橋のたもとのバス乗り場の後方は、一人乗りの車が「誰でもいいから自分の車に乗って欲しくて」列を成してオイデオイデ!と通行人にアピールしてるんです。晴れて載せてもらって乗ってる時間は3分か5分。お愛想な会話もせずシラッと黙ったまま乗って橋を渡ったところで「サンキュー!ハバナイスデー!」と降りるだけ。もちろん、チップも報酬もなし。ドライバーは通行料安く済み、私はバス代が浮くわけなんでウィンウィン。

そういえば、日本人駐在員さん御用達のリムジン会社はハイヤーさんたち、今も儲かってるのかな?駐在員さんも元留学組だったり若返ってきたし、UBERが台頭してきた今、馬鹿高いハイヤーなんて呼ぶんだろうか?そういう知り合いがいないから動向が分かりませんが。