京都でエアビーした外国人ゲストの災難
京都でエアビーした外国人談。AirbnbHell.comより(あんまり好きじゃないけど)
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最初の予約はホストからキャンセルされたんで、返金を待って、やっと決めた2件目の予約。これが散々だった。オーナーと称するホストのプロフィール写真は子供を抱いた親切そうな人物という印象で、地元をとても愛していてゲストには美味しい食事の場所を教えたい、とアピールしてた。
実際泊まってみたら、ホスト本人に会うこと無し。部屋は清潔でなく、シーツは洗濯してなさそうな代物で替えシーツ無し。枕は二つだけで、その一つは汚かった。(西洋人は1人二つは使うらしい。ホテルでもそうなってますね)シャワーはぬるくて水虫の温床、その上薄暗かった。唯一マシだったのはWi-fiだけ。そのおかげで別のホテルを見つけてこの家から脱出することができたよ。ここを選んだのは駅から近かったこともあるけど、駅構内で野宿したほうがマシ。宿泊代は平均以下とはいえ、この部屋に文句言わないとしたら、5人でこの値段で泊まるようなバックパッカーくらいだよ。
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ふーん、だから言わないこっちゃない。金儲けで貸すほうも最低だが、そんなところに泊まろうとするエアビー衆もアレだ。
日本人でニュージーランドとかカナダ、アメリカでホームステイした経験がある人は分かるだろうけど、あちらのホストファミリーは金儲けでやってます。日本人家庭が留学生を受け入れる場合は、たいていはPTAがらみや役所の募集に応募とか、人づてに頼まれてのボランティア。おカネ欲しさでやらないですよね。お弁当を作ってあげたり、休みには観光地へ連れて行ってあげたり、ここまでやる?ってくらいオモテナシしますよね。なぜか白人にはチヤホヤしたくなる人って多いものアリ。うちの親戚もボランティアしてまして、台湾人、ミャンマーやタイの高校生や大学生の信心深さと温厚な国民性に触れて心洗われるような思いをするそうです。アメリカから来た子だと、露出の激しい格好でハラハラするとかです。市役所訪問とか交流イベントありますから。
もぐりで民泊やらかしてる日本のホストにそんな有り余るホスピタリティは無い。無いからエアビーやってるんだし。元ホストの私が断言できます。エアビー民泊は金儲けです。世界の人と知り合って交流したい人はとっくに海外でてるか、多すぎてあり余るほどの友達との約束で忙しい。金儲けと割り切って、払ってもらうお金に見合う質のいいサービスを提供するというビジネスをするってこと。で、しない人もいる。この京都の例みたいに。ホームステイのホストファミリーみたく、空いてる部屋さえあって登録しておけば宣伝しなくても向こうから転がってくるんでしょう。
せっかくオモテナシが売りで東京オリンピック開催をゲットした日本。東京オリンピックの観光ブームで勧める民泊にオモテナシはないよね。カネモウケだけ。残念だけど、まさかAIRBNBが日本でこんな形で広がるとは思ってなかった。欧米はクリスチャン精神からくる助け合い文化に大らかなキャラだから他人の家に泊まるの気にしないんだろう、と。で、他人を家にいれたがらない内向的な日本人にはやれないって思ってた自分が間違ってました、、、。わざわざ管理の緩いアパートを借りて一戸まるごとエアビーやるんですね。