怒り爆発!- 32 アメリカでリノべーション 2021年編
フローリングが終わらない、、、
6月28日のメモ
コントラクターから朝からテキスト来る。フローリングの写真も。数枚のフローリング木材片に青テープ貼ってある。で、またゴチャゴチャ説明してくる。これ、7フィートの木材片だって。7フィートの長さがなんだというんだ?それがどうした?「ジグザグに貼る以外どうしようもない構造的問題があるのか?もっと分かりやすく説明してくれ」と聞き返すと、「いや、貼れるから」という。「金曜からナンかごちゃごちゃ説明してることって、ジグザグ張りにしたことと関係ないわけでしょう?こんな貼り方になってるのは、YOUがそういうデザインを指示したから。それはやり直せる。そんだけのことでしょ?」ほんと、このオッサンの頭の構造が良く分からぬ。
全然変わってなかった、、
板張り、やり直してあるだろうから見てこなきゃ、と仕事終わってから現場へ向かった。そしたら担当の作業員Kがちょうど張り終わりかけているところだった。なんと先週金曜と同じやり方で。つまり、もともとセラミックタイルが貼ってあった部分の上だけに器用にくり抜いたかのように貼り合わせてある。
「新しく張った床材と既存の床材との境がブレンドされて全く区別がすかないようにする」という最初から言ってあったことが、この週とこの日の朝にも何度も確認した合意がこの期におよんでまだ吹っ飛んでるのだ。
コントラクターのオッサンは不在。しばらくしたらケロっとした顔でやってきた。
怒り爆発!この際だから色々言わせてもらった。暴言もある。
「あんた、もう嘘つきどころかサイコパス!今朝、境目が分からないように混ぜ合わせるようにやり直すっと言っただろ?Kさん、何にも知らなくてそのまま直さず貼ってるじゃん!もう張り終わってるじゃん!アンタ、今朝何にも指示しなかったんだろ?」
うろたえているオッサン。明らかに指示をしていない。
「今日、昼ごろ作業は順調かテキストしたとき、オーケー、って返事したよな?アンタ、たった今ここに着いたんだろ?いままでいなかったんだろ?現場管理せず、Kさんと打ち合わせもせずに進行させたんだろ?それでなんでオーケーって嘘つくんだ?頭おかしいだろ?」
オッサン、相変わらずグジュグジュぐだぐだと言い訳をかます。「君がいうジグザグ線って、研磨して塗装して整えれば消えるんだから、、」
「消えるか!ボケ!物理的にあるフロア木材片の継ぎ目が消えるわけないだろ?お前、私を舐めてんのか?」
いや、こんな嘘つきサイコパスモンスターにここまで任せて仕事させた私も間抜けだ。こういうオッサンだと分かってたはずだ。もう話が、とうか頭の構造がおかしくて意思疎通が噛み合わないのだ。そもそもキッチンのセラミックタイル床を剥がした時点で計画変更したのが間違いだったんだ。そして「既存の床部分と新規床部分のトランジションを見えなくなるように織り交ぜるようにブレンドして貼る。一見、後貼り工事したか見分けが付かないようにする」という中学生でも分かりそうな言葉を理解させることがこんなに難しいことなのか?
「オーケー、オーケー、なんとかなるよ」とKさん。どうやらこの人は合点がいったらしい。Kさんはコントラクターのオッサンの従業員とか部下ではなく、プロジェクト単位で委託する職人。無口で温和なお兄さんだ。簡単な英語しか話さない。Kさんに対して露骨な命令するのを見たことがない。
オッサン、今度は「そろそろ2度目のデポジット払ってくれ。金が要る!」ときた。
「私、床工事の追加頼んだ時から、新たに見積りを出してくれって何度も何度も頼んだよね?やっと出したのが3日目じゃん。いま払ってほしかったなら、今朝なんで言わないんだ?インボイス無しで払うわけないじゃん。舐めんなよ。いま小切手だせるけど、今日は絶対払わんぞ!」と言い放って現場でた。
帰り道、明日は朝一番か昼ごろに一旦見に来たほうがいいと思った。オッサンは信用ならぬ。任せてはおけぬ。「明日もアンタは現場管理をネグレクトして不在なんだな?私が昼ごろチェックしに現場に行く。」とテキスト。
「Kと二人で朝9時から始めるよ。Kが、君の要望をしっかり理解してるから、明日の作業でしっかり直ってるから。」とオッサンから返事。
「アンタに金曜からずっと事細かに説明しつづけて言ってるのにアンタ今でも分かってないだろ?それを彼は3分で理解できたわけね?だったらアンタの頭は何なんだよ?アンタはもう信用できない。休み取って見に行く!」
まだグダグダ弁解してくるが、こんな妖怪モンスターを相手にしてたら頭がおかしくなる。
ま、私も般若化してる自覚はある。霊感ある人がそのときの私の姿を霊視したら、頭から湯気が出てるの見えるんだろうな。怒りで腸煮えくり返る、、、。この一年数か月、ロックダウンのリモートワークでネット上だけの穏やかな日々を送っていただけに、こんな嘘つきモンスターオヤジと対峙する免疫力は衰えていた。
あぁ、あまりに頭にきてて床の写真撮るの忘れた。
6月29日のメモ
仕事を数時間オフ取ってランチタイムに現場へ寄る。Kさんが修正作業中。規則的にジグザグに貼ったフローリング列の数枚を置き換えているところだった。覗いてみたら、うん、たしかにくっきりジグザグパターンをばらしている感じ。
私も頭を切り替える。昨日、充分暴言を吐いたことだしもう床のことは言うまい。オッサンに2回目の支払い3000ドルをチェックで渡す。見積りから漏れている項目を全部リストアップしてメールするよう頼んだ。
オッサンはフローリング作業はしない。そのかわり今日は照明スイッチパネルや電源コンセントパネルの取り換え作業をやるらしい。今日の仕事終わりに床の進行状態を写メするように厳命しといた。
私も仕事に戻らねばならない。さっさとバス乗って帰途に就く。
夕方、写メが届く。
修正前:
まぁまぁだな。あと、壁に向けてもう少しブレンドして、表面をサンディングして塗装したら追加部分が見た目にはわからなくなるはず。あともう少しだ。翌日に完全にブレンドし終わるんだな?と確認テキストしたら、あのオッサン、これで終わらせるつもりだった。古い木材片の幅が新しい木材片の幅より数ミリ狭くて合わせにくいのだという。出来ないことはないが相当の微調整が必要なのだとか。
この時点で私はこのコントラクターJというオッサンを見限った。不完全に終わらせたのに施主の私に説明と確認せず勝手に中途に終了させたこと。これはもう施工業者として一線を越えた行為だ。
この床工事にすでに一週間と2日を費やしてる。発注、発送待ち日数も入れて。この追加工賃は3000ドルかかる。これをやらなければとっくにショーイングをスタートできた、、、。でも、どうしてもキッチン床部分の高さを回りの床と揃えたかったので悔いはない。ただ、このオッサンにやらせたことだけは痛恨の極み。悔やんでも悔やみきれない。(まぁ、でももし初顔合わせの強面のコントラクターにこの床仕事を頼んだとして、この新旧床材をブレンドする作業がキチンと揉めずにやれたかは分からないけど。このオッサンより冷酷に「無理!無理!」と押し切られていたかもしれない。)
6月30日のメモ
とうとう月末。完成できなかった、、、。悔しいなぁ。
キャビネットの配送を受け持つ会社からのメールをスパムフォルダー内に発見して冷や汗。すぐ電話して配送時間を確定。あす、7月1日にデリバリー確定。
不動産エージェントから来た書類にeサイン。とりあえず、数年前の古い写真使ってテナント募集開始始めるという。
しつこくオッサンに「床工事のアップデート寄こせ」とテキスト。
「今日はYOUは現場にいるのか?別に現場にいるべきだと言ってないよ。知りたいだけ。Kさんと(木材の幅が数ミリ合わない)解決法を話し合ったか?床の作業を再開したら確認のテキスト送ってくれ」、とネチネチしたテキストだ。
昼にFACETIME. どうやらここでお終いにして研磨と塗装を始めたいらしい。が、絶対に中途半端にブレンド作業止めるな!と私は主張。
仕事終わって現場に直行。Kさん一人で作業してた。うん、数ミリの差という難題をクリアしてるように見える。詳しくは分からないし興味ない。結果だけ。
ホーロー製バスタブの傷の問題
バスタブのregrazing業者を検討。680ドルから。更に消費税。うーん、、コレは痛い出費、、。。補償期間は賃貸用途だと一年だって。待ってられないからコレで決めてしまおう。