とうとう7月、、- 33 アメリカでリノべーション 2021年編

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フローリング問題はクリア

7月1日のメモ

とうとう7月1日。このコンドミニアムのローン、今月も自腹と思うと辛い、、。

午後にキャビネットパネルのデリバリー完了。でも自宅に到着だ。これを現場に持ってくのにUBER使うかな、、。梱包がかなり頼りない。一枚ごとに段ボール梱包してくれるものかと期待してたんだけど。地下鉄やバスで運んで引きずって角を傷つけなくない。

雨降りのなか夕方に現場へ。まだ塗装は出来てないけどキャビネット設営も始めてる。表面をスムーズに合わせる作業をしてた様子。いい感じで満足。「なぜこのレベルの仕事を最初からやらなかったんだー!!5日も日数無駄にして!」と吐きだしそうになった言葉をグッと飲み込む。

大工のKさん、小さい子供を連れてきてた。ベビーシッターが今日ドタキャンしたんだと。

IKEAの部品が一個足りないだと??

コントラクター、「かなり探したけどガルバリウム鋼板のサスペンション・レールがどうしても一枚足りない」という。そんなバカな!プランナーを見ると2枚入ってるはず。が、3枚要るという。IKEAのプランナーさん、壁キャビネット分のサスペンションを計算し忘れたのか?文句言ってもしょうがない。施主の私が都合せねば!IKEAは9時閉店。いまから行けば間に合わないことはないが、車持ってない。ブルックリンのIKEA調べたら在庫はある。けどシャトルバスのサービスはコロナで休止中ではないか!じゃぁ、ニュージャージーのエリザベス支店か!とバスの時刻表しらべたら、今日はもう最終が出てた。このサスペンションレールがないと壁キャビネットが吊れないんだと。

7月2日のメモ:

早朝6時にUBER乗って現場にキャビネット扉を運ぶ。58ドル。ドライバーさん手伝ってくれたんで5ドルのチップ。

ランチタイムに抜け出してGWB橋までバス。そこからUBER でイケアのParamus店へ。なんだか知らんが、お目当てのサスペンションレールは在庫あるも、倉庫のシステムなんたらがダウンしてて取り出せないし、注文ができない状態だと。いつ復旧するか不明。10分後かもしれないし、数時間かかるかもしれないと。

今日は大凶なのか、、、私は呪われている?

なんで生まれて初めてUBER乗って20ドルもかけてIKEA行ったという日にシステムがダウンとは。ゆうゆうと待ってられない。午後は仕事に戻らねばならぬ。またUBER呼んでGWB橋へ戻りバスでNYCへ。

疲れた、、、。また夜にIKEAに出直す気力はない。おまけにコントラクターはこれから3連休は大工Kさんを働かせる気はないらしい。IKEA倉庫のなんたらシステムが復旧したかどうか知る術がない。ツイッターに公表してるわけもなく、店の直通ダイヤルなんてないし、カスタマーサービスに電話したところで、オペレーターがシステム復旧のことなど知ってる訳ない。マンモス級グローバルチェーン店で買うってそういうことなんだ。だから今夜またIKEA行って調達したとして、明日の朝イチでサスペンションレールを現場に持って行っても連休明けの火曜まで手を付けることはないのだ。

虚しい、、。

7月3日のメモ

3連休初日の土曜の朝。またUBERで開店そうそうIKEAへ。ささっと近道してチェックアウト手前まで走り、唯一スタッフがヘルプしてくれるブースへ駆け込み購入成功。しかし、84インチの板は長い!これ抱えてたらバスに乗りにくい。というか乗車拒否されそう。ヤケクソでIKEAから現場まで乗る。45ドルに15%チップ、、、この連休はグルメなランチやテイクアウトは断念するしかない。

現場をみて更にげんなり、、、。床の塗装がまだやってない。廃材やゴミで埃だらけで塗装できる状態じゃないのかもしれない。電気系統は終わってる様子。電源コンセントとかスイッチとかの。でも、一個はかなり曲がってる。写メしてコントラクターにクレームする。床といい、この曲がったコンセントといい、ディテールがいい加減すぎる。几帳面さが無い。これで日本人クライアントから仕事してるとは信じがたい。

5日

祝日の月曜の朝、現場へ。コントラクターは床材の塗装の色決めしてほしいというので、置いてあったサンプルを見るも、黄色寄りより赤味がかっていて、この色番ではゴーサインを出せない。最初は色合わせなんていとも簡単に決まるかのように豪語していたくせに。

バスルームの壁回りを水拭きクリーニング。

電動ブラインドを一つだけ外してリセットの実験。思ったより簡単でホッ。

それにしても現場の乱雑さにげんなり。普通、というか日本の工務店なら毎日の作業の終わりに簡単な掃除くらいするだろうに。このコントラクターに日本人社会同様のマナーを求めるのは間違ってるのだが、のうのうと日本人用の掲示板に宣伝しているのはなんとも許しがたい。

7月6日のメモ

仕事おわって現場へ。今日配達されたIKEAキャビネットフレーム、ずっと欠品してた最後の部品も持って。(重かったけどバスで運んだぞ!)

現場は相変わらずゴチャゴチャ。床の塗装はまだやってない。こんな埃だらけのゴチャゴチャのなかで塗装やる気なら凄い神経してるわ、、このオッサン。キャビネットは仮据え付けはしてあった。大工Kさん、私の持ってきたフレーム部品をさっそく受け取って組み立て開始。それにしてもキャビネット組み立て時にコントラクターはマニュアルを読まず、目の前にあるブツ見て自己流に判断して組み立ててしまうという定評は本当だ。IKEAのプランナーを見てない!プランナーの存在することすら忘れている!で、間違っている。施主の私、イケアプランニングスタジオに3回も通ってキャビネットに関しては熟知してるつもり。ガンガンとダメ出し。

「ここ違う!ここは2段引き出し!!なんで扉つけてんの?この扉は食洗機のでしょ!」

「ボトムキャビネットのL字コーナーは隙間埋めるフィラー入るから3/8インチは空白取らないとダメじゃん!なんできっちり付けてんの!!!」

プランナー、メールしたでしょ?なんで見ないんだー!!あとな、もっと現場をキチンと片付けようって思わんわけ?人間としてのマナーちゃう?ここゴチャゴチャやんかー!

もっと続ける。

「ここまで汚して放っておけるって、この家に対するリスペクトの気持ち、全然持ってないってことじゃん!YOU, 非常識すぎる!」

ふつー、ここまで暴言吐かれるとキレるか反論するものだが、このオッサンは糠に釘である。