[AIRBNB] 違法民泊を探知するサービス 民泊スパイ誕生

Pocket

違法民泊を探知するサービス 民泊スパイ

これは面白い!

http://www.nydailynews.com/new-york/airbnb-share-victim-builds-site-hunt-illegal-renters-article-1.2587144

2年前に自分のアパートをAIRBNBで貸したアリ・テマンさん。33歳。ニューヨークはブルックリン在住。そのゲストがとんでもない輩で風俗まがいのパーティ会場にしてアリさんのアパート内は家具を含めてメチャクチャにされてしまったそうです。
ニュースにもなりました

AIRBNBが保険で損害をカバーしたとはいえ、大家に訴えられて散々な目に遭ったそうな。おまけに強制退去となり、大家が必ず参考にするテナント・ブラックリストに載ってしまい、新たにアパート貸りるのが困難に。

で、いま、彼はアンチAIRBNBと化し、逆襲に立ち上がりニュース記事になったわけです。
「UBERやGETTみたいな商売(民タクシー)が台頭して既存のイエローキャブのドライバーが働けなくなるわけじゃない。しかし!アパートが違法ホテルに変わってしまうと住宅として機能しなくなる。これはいけない」

どういう逆襲をしたか?

ITオタクだったアリさん、なんと違法民泊探知サイトを開発し立ち上げたのでした。subletspy.comがそれ。

subletspy

アリさんが開発したソフトウェアは軍事用人工知能AI、ロボットの眼、そして多くのサーバーを駆使して(正直、書いてる私も意味わかってません、、)、AIRBNBやCLAIGSLIST掲示板に掲載されている違法民泊の手がかりを検索するもので、写真に写る窓枠のデザインとか、大家が提供する見取り図や写真も探知の材料になるそうです。

逆襲だけじゃない、これはビジネス。民泊テナントを追い出したい大家さんに所有物件を登録してもらって一軒につき毎月使用料1ドルを徴収するシステム。大家でなくてもOK.近所で民泊やってるのが気に入らない一般人は月10ドルで登録できます。

大家さんにとって、ニューヨーク市が摘発する前にテナントの違法民泊が発見できたなら罰金10000ドルの支払いが免れるし、近隣からの苦情も早めに抑えられる。

このサイトを立ち上げるにあたって、アリさんはAIRBNBに公開書簡も送ってます。AIRBNBはノーコメント、、、
http://www.mediaite.com/online/after-airbnb-turned-his-apartment-into-an-freak-fest-orgy-tenant-launches-site-to-counter-illegal-sublets/

立ち上がったばかりのサービスなので、実際にどんな成果があったかはまだ出てきてません。これからのお楽しみ。

私、早々とホストをリタイアできてよかったー。、、なんとか無傷でね。