[AIRBNB] ゲストへの抗議メッセージ

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こんなツイート発見。AIRBNB汚染激しいエリアの近隣住民がゲストへの抗議メッセージ。、、、という体を取ってる。#evictioncrisis(退去危機)っていうハッシュタグから。


親愛なるAIRBNBツーリストへ

あなたが使ってるバケーション&短期賃貸が、中国人移民家族の退去を生んでます。我々(中国人移民)は1882年の中国人排斥法、二つの世界大戦、1906年の大地震と火災、そして1989年の大地震にもここで生き延びてきました。
しかし、今、私たち(中国人移民)の生活、学校(中華学校??)、私たちの祖父母の家、そして社会基盤が破壊されつつあります。

AIRBNBは我々のホームを破壊しています。<強調!!>

—チャイナタウンを楽しんでください。—


ツイート元はanntievictionmapっつう、サンフランシスコの住民団体。他のツイートみてると、社会主義的なサヨク団体に見受けられます。

追加:なんと、バンコクも!バンコク版はもっとストレート。これはタイのコンドミニアムで撮られたものみたい。


旅行客に告ぐ!
–ツーリスト バックパッカー 日・月決めレンタル–
ここは住民専用。ホテルではない!

日・月決めレンタルは認められてなく違法です。
もしあなたは真にタイの法律を知らないのであれば、弁護士オフィスへ報告しに行ってください。

もし報告しないツーリストは侵入者として通報され警察に送られ、最高刑で訴追されます。

ここの住民で、日/月割りレンタルをしている怪しい人間を見つけたら即刻通報してください。


、、、ってなニュアンスでしょうか?

たしかに私も聞きたいところ。「なんでここまでしてAIRBNB使うの?」って。とくに女性。カップルや夫婦だったら、何かあったらオトコの腕力とかが役に立つかもしれませんが。泊まってる部屋が明らかに賃貸アパート然としてて、ホストが明らかに違法の又貸し賃貸してる部屋と分かってても泊まりたいのかな?この点は私も現役ホスト時代から疑問に思ってたこと。何十組のゲストに貸したけど、「ところでアナタの提供するアパートって、私たちがステイすることが合法なの?証拠は?」って予約前に問い合わせたヒト、皆無でした。(たぶん、そんな痛いところ突かれたら、無視して返事しなかったでしょうねぇ。)よく平気で泊まってたなぁ、、、って、未だに疑問。なにしろ皆さん、身なりのいいマナーも見識もある、いいヒトたちばかりだったんで。彼らは一週間とか10日間くらいステイしてたので、ホテルじゃ窮屈なのは分からないでもないですが。よく私を信用してくれたもんだ、、、。

前者のツイート写真はサンフランシスコの中華街で撮影されたものらしい。なんというかな、、私は今となってはアンチ民泊寄りではあります。しかし、これは既得権保持者の保護と新興勢力への抵抗と思えて同調できません。最近引っ越してきたばかりのミドルクラスの住民を代表する団体のメッセージならともかく。後者のタイの警告は凄い。ゲストさんがゾウリ穿きのペラペラボロボロの格好でエントランスを闊歩してたんだろうか、、、?バンコクの地元のそれなりのクラスの人は真夏日でも普通に小奇麗にしてますからね。冷房効いた室内にいるんで。

100年以上もの歴史あるチャイナタウンは古いだけに立地がいい場所にあります。サンフランシスコもニューヨークも然り。当時はスラムだったかもしれないけど、時代の流れで今となってはアクセス便利でお洒落なエリアの近くになってしまったわけです。新興移民、香港の中国返還とか天安門事件以降くらいの中国系移民のニュー・チャイナタウンは遠くて観光地とはなってません。オールド・チャイナタウンは経済特区かなんかで優遇されているはずだし、ボロいアパートに家族がひしめき合ってくらしていますよ、たしかに。家賃が市場価格よりメチャクチャ安いレント・コントロールのアパートで。そんでもって、祖父母の世代さんはフードクーポン(貧困者むけ食料品だけ買える食券デビットカード)受給してるでしょう。(子供や孫が成功していても。)新生児のミルク代補助(その後の転売あり)も。大多数は、あらゆる悪知恵を駆使して公的補助サービスを受けられるものは受けまくってます。

社会主義者のマインドは、「あわれな弱者(??)を助けるべき!」って思うようですね。そりゃ、経済自由主義のもと、因業大家の好きなようにさせるのは無茶だけど、保護されるべき?新参者にとって、それはフェアではないです!長年住んでるのがそんなにエライのか?

なんか皮肉だな。日本で民泊利用して問題起こす大多数のヒトは中国人とか、、、。サンフランシスコでは中国移民層がアンチ民泊の旗を振ってるって構図じゃないですか。

ここ10年は日本か台湾くらいしか行かないので古い認識しか持ってませんが、一昔前はまゆをひそめたくなるツーリストというと世界中どこでも若い欧米人バックパッカーだったんでは?日本でもたまに見かけたそういう集団は服装はラフすぎのランニングシャツに短パン姿にリュックかついでの「裸の大将」?みたいだった。タイだと、スケベそうな西洋のオッサンが地元ギャルをおおっぴらに連れまわしておぞましかったもんです。幸い、日本は英語ダメ、ガイジンOK安ホテル皆無に近かった。そういうバックパッカーに敬遠されていたのに、今は違いますねぇ。テレビで見てたら、2段ベッドを何台も押し込んだ部屋の安宿が珍しげに紹介されてますね。オーナー、国際交流を!日本の文化を広めたい!と誇らしげ。

、、、、なんか違う。これって、日本が貧しくなったてるんだ。

日本にバンコクのカオサン通り、デリーのメインバザールみたいな安宿の出現を「オモテナシ」として喜んで紹介してる神経が理解できない。ユースホステルならわかる。年齢制限あって貧乏学生のためだから。ニューヨークでもパリでも、ユース以外で2段ベッド押し込んだ共同部屋ホテルなんて聞いたこと無い。

昨今のドラッグストアに殺到して爆買いしてホテルのバイキングを食い散らかす集団中国人客のほうが、まだ趣味はともかく服装マナーは悪くないし、地方のホテルに泊まる。京都で民泊マンションに大挙泊まってたケースは、あくまでツアー会社のしたことでしょうし。地元住民の生活圏での接触が少ないならバックパッカーよりずっとマシと思えてくる。

で、思うんです。AIRBNBは無頼なバックパッカー層を爆発的に巨大化させたんじゃないかなぁ?