転売チケット受け取る:海外サイト編

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やっと売主からEチケットがアップロードされる

公演日まであと10日あまり。やっと売主からEチケットがアップロードされたとシートウェーブ(Seatwave.com)から通知メール届きました。
確かに売られていたときに表示されていた席ブロックに列は合ってます。PDFで2枚。会社で一回ダウンロード。意味もなく自宅のパソコンでもダウンロードしてみた。ダウンロードする度にメールで「ダウンロードされました」通知が来ます。別にダウンロード回数に制限があるわけでなく、単なるハッキング防止かな?
とりあえず一安心、、と思ったものの、ひとつ不審な点を発見。PDFフォーマットのeチケット、全体になんだかぼやけてる。画質が悪いんです。
なんでささいな違いを感じられたかというと、最近、別のミュージシャンの正規チケットをチケットマスターから買ったことあるからです。ダウンロードしたの残してあったので比べてみた。

全然違う!まず、私が直接買ったのは画質が綺麗。そしれテキストを選択コピーとかできます。で、SEATWAVEの売主がアップロードしたPDFはというと、、、、
完全に画像ベース。書いてあるテキストは選択できず。明らかに一旦プリンターで印刷してからスキャンしてPDF化したとしか考えにくい代物。なんでそんなことしたか意図が全く分からず。

すぐさまSEATWAVEのカスタマーサービスにメールしました。「売り主がアップしたのは偽物だ!詐欺だ!こんなの持って会場行けない!日本から行くのにどうしてくれる!」って。メール送るっていっても簡単じゃありません。フォームに取引ID,購入したクレカの情報などなど入力しないといけない。
ほどなく返事メール届きました。対応が早いのはいいですね。
「これは本物のように見えます。大丈夫ですよ。スキャンしてるなら傷とかシワがでるはずだし。しかし、念のため売主に連絡して事情を聞いてみます。」
いやいや、絶対本物じゃないってば。「これは明らかにスキャンしたもの!こんなの持って会場行くくらいならキャンセルするからね!もうアムステルダム行きたくない!」とまたまたヒステリックなクレームで返す。

翌日サポートからフォローアップのメールが。予想に反して朗報でありました。

「売主によると、もともと6枚まとめて買ったため、売る分の2枚だけPDFから切り離せなくて、印刷してから売る分だけスキャンしたそうです。このメールには本物のEチケットを添付してあります。」

なるほどね、言い分は分からなくはない。PDFファイルを特定のページだけ抜き取る機能はフルバージョンのアクロバット、PDFエディター持ってないと出来ないのかも。きっとカスタマーサポートが6枚全部含まれたPDFを売主に送らせて、私に売った分を切り離したんでしょうか。

参考のため、上のスクリーンショットがスキャンされてからPDF化したチケットで、下のチケットが本物の例(*自分のではない)。画質の違いは明らかですね。

こんな騒動があったものの、SEATWAVEさんの対応は非常に良かった。たぶん、サポートのデスクで売主がアップしたチケットが閲覧できるようになってるんでしょう。アップした時点で真贋チェック機能でも付けてほしいところですかね。そんなことしたらSEATWAVEがチケットを保証したことになっちゃって揉めるかもですね。

それに、前記事:転売チケット買った:海外サイト編で紹介したように、売るときにクレジットカード情報を入力させられて、偽物出品したり、チケットが約束と違う(席ブロックとか列が嘘だったりとか)と買い手が払った金額と同様の額が罰金としてさっぴかれるんですからね。売る方も手間と覚悟が要ります。

まだコンサート前なもので一件落着ってわけではないけど、チケットを選んで買って受け取って、、という一通りの購入プロセスを体験してみたわけです。すごく見事にロジック設計されてると感心して余りないという心境です。去年、日本の転売サイトのチケットキャンプで一枚買った経験と比べると、チケットキャンプが勝る点はゼロ。それ以前に、最前列や特別良く見える席をVIPとかプラチナチケットとして差別化して高価な値で売らない興行主のやり方が既に歪んでるんでどうしようもない。