米国クレジットユニオン, Alliant Credit Unionの口座開設す

Pocket

かれこれ20年以上お世話になってるCHASE銀行。日本へ永久帰国後にも日本の住所変更しても口座が維持できるそうです(*2022年現在)。でも、日本国内のATMからCHASEのチェッキング口座のお金を引き落としするときの手数料が毎回5ドルかかりお安くないのです。(*もしかしたら、高額預金クラスのアカウント者は免除で手数料ゼロかもですが、、、)将来帰国して日本の生活しててアメリカの年金などをマメに引き落とししながらの生活するには割高です。

今現在、日本で帰省中はまだまだ現金が必要な時が多いんで、そういうときはセブンイレブンや郵貯のATMへ行って、キャピタルワン360のチェッキング口座のカードで下ろします。手数料はかかりません。でも、日本の住所で口座維持が出来るとは聞いたことないんで(わざわざ電話して確かめてませんが。)永久帰国時には口座解約する予定。

一般論でクレジットユニオンは意外に利率よかったり、海外住所での口座維持の条件がよかったりするとは聞いてました。そろそろ永久帰国の準備を始めようと考えはじめてるところ。使い勝手を試したい。

アライアント・クレジットユニオンでトライアル

Alliant Credit Union、(アライアント クレジット ユニオン)を知ったのはクレジットカードから。2022年10月初旬、ウォールストリートジャーナル紙がベスト・キャッシュバックのクレジットカードでお勧めとして Alliant Credit Union のVISAカードを紹介していたから。そのVISAカードを申し込みする条件に Alliant Credit Union のHigh Interest チェッキング口座を開設してないといけない、ということで申し込み。

会員資格がない??

まずはこのアライアント・ユニオンのメンバー資格がないといけない。このアライアントと取引がある組織の従業員か、現メンバーの家族、シカゴが本拠地らしく、本社近辺の住民かビジネスをしていること。

私みたいなニューヨーク住みじゃダメダメ、、、、。ということはなく、私が最初に一回だけ5ドルを払い、アライアントが代わってフォスターケア慈善団体に寄付することで条件クリア。(修正:その5ドルはアライアントが負担でした。)

非居住外国人でもソーシャルセキュリティー番号保持してるならオーケー

サイトからそのまんま引用しますと、

You can become a member of Alliant if you live outside the United States, but only if you have either (1) a Social Security number or (2) an unexpired ITIN.

つまり、2022年現段階では完全帰国してアメリカに住所なくても口座は使えるのです。(もちろん、世界的に国外居住者が外国人には厳しくなってるんで、いつかはポリシーが変わる恐れはありますが。)アメリカで貯めた預金や年金をAlliantのチェッキング口座に置いといて、日本で引き落とし生活も可能かも、、、。

ま、まだちょっと先の話。

まずはチェッキング口座開設

チェッキング口座はソフト・クレジット審査(クレジットヒストリーに影響なし)ですんなり通りました。住所照会のためか、ニューヨーク自動車免許と最新の銀行と光熱費のステートメントを写メしてアップロード。

Alliant High Interest Checking Account

2022年の時点ではこんな条件です。大手銀行より緩々。

  • 毎月の口座維持手数料ゼロ
  • 最低維持する残高の設定なし
  • ネットワーク外のATM使用時の手数料が毎月20ドルまでバックされるリベートあり。
    • 大手バンクのCITIやCHASEバンクのATMはネットワーク外なのでニューヨーク市内でATM使用は不便かも。でも基本、アメリカ住んでる間は貯める目的の口座なので普段ATM引き落としはしないからオーケー。
  • この口座にはVISAデビットカード付き。
    • しかしキャッシュバック特典なし。買い物の割引オファーもでない。ポイント活動には向かないんで使うつもりなし。
  • 海外でのATM引き出し手数料は1%
    • Visaカードの海外決済手数料として徴収。この手数料は月20ドルのATMリベートが適用される(と私は解釈)。いま、日本に滞在する短い間に2000ドル相当の日本円をATMで引き落としする状況は想像できない。
  • 更に利息付きのHigh Interest Chekingにするためには
    • 明細はeStatementを選ぶ。紙で郵送は選べない。
    • 毎月最低一回は電子入金をする。給料自動振り込み、他バンクからのATMデポジットかモバイルデポジットもオーケー。
  • 更に、更に、もし晴れてAlliant Visaクレジットカードの申し込みが通ったとして、2.5%のキャッシュバックを受けるためには
    • チェッキング口座残高を1000ドル以上を保持する。
    • 猶予期間あり。クレジットカード発行日から100日以内は諸々条件が免除され、2.5%キャッシュバック適用される。

私のメインのバンクはCHASE。CHASEのアカウントサイトからアライアントの口座を紐づけ、毎月一回トランスファーを設定してみようか。100ドルだけ。でも0.25%APRってそんなに魅力的でもないし。せっかくクレジットユニオンで口座作った理由は日本へ永久リタイア帰国したときに便利に使えるかどうか、なのだし。今年の年末に帰省したとき、日本のコンビニのATMでここのチェッキング口座から引き落とし実験をしてみることが最重要。とりあえず1000ドルをCHASEからトランスファーしとく。

次にクレジットカード申し込み

さて次はクレカ。今は今年作ったキャッシュバック2%のペイパルのMasterクレジットカードをメインに使ってて気に入ってる。今は急がない。

急がない理由は他にもある。だってショッピングのオファーが全然ありません、、、。ポイントもマイレージも貯まりませんからね。いま日常遣いしてるペイパルのマスターカードは2%キャッシュバックながらも、たまにスタバやらデパートのセールのキャッシュバック6%や10%のオファー来ますんで。ただ、アップルウォレットに入れられないのが難で。

Alliant Cashback Visa Signature Credt Cardとは、、、

  • カテゴリー分け関係なく何でもキャッシュバック2.5% (月の上限10000ドル)
  • 海外での決済海外手数料無し。
  • 年会費無し。
  • アップルペイ、グーグルペイに対応。

サインアップボーナスも年会費もないだけに旅行保険とか買い物保険は付随してないシンプルなカード。地味な庶民生活の私だと、毎月の生活費のカード支払いは600-800ドル程度。家賃はBILTカード使ってる。飛行機やホテルは旅行保険やらサービスの良いアメリカンエクスプレスで。一部の日本のネットショップのカード決済もアメックスしか通らなかったりする。その他の諸々生活費にはペイパルのクレカを使ってるところを、このアライアントのクレカに替えることになりそう。

試算してみる。毎月800ドルをカード支払い。たまに衣類や靴、本、語学クラスの授業料やトレーニング代、家の修理代などなど3000-4000ドル追加。

キャッシュバックで得るお金、800ドルx12か月、プラス3000ドルで12600ドル。そこに0.025掛けると、、、、、うーん、だいたい300ドル前後かな?

今、わざわざペイパルから替える必要もなさそうな気がしてきた。とりあえずチェッキング口座の使い勝手を様子見してみる。

もし、このアライアント・クレジットユニオンが日本への永久帰国後に日本の住所でも口座を維持できるとなると非常にパワフルな存在となるってこと。いま断言しにくいのは、実際にアメリカから日本にリタイア帰国生活してる知り合いで、このやり方で遣り繰りしてる例を誰も知らないのです。日常生活の出費をほぼアライアントのクレカで済まし、支払いはアメリカに残したドルで、というシナリオ。チェッキング口座から現金を日本のATMで下ろるときは、手数料が20ドル以下に収まるようにする。イケると思うんだけど。

まだアメリカで現役生活送ってる身なので、クレカ支払いにアライアントは優先しないけどね。