アメリカで大腸検診受けた

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コロノスコピー、いわゆる大腸内視鏡検査を受けてきた。

別になにか異常を感じたわけじゃなく、去年コロノスコピーやった友人いたし、職場から与えられてる私の健康保険でも、こういう予防医療は100%カバーされるなら受けておこう、と思って。

まずはネットワーク内の消化器医師を選ぶ

私の健康保険はHMR, だが、United Health Careともいう。まずはHMRのウェブサイト使って、私の保険プランでニューヨーク市内のコロノスコピーで検索。検索結果、医師Cが一人と検診施設が一か所出てきただけ。もう選択の余地は無い。(実際はあるのかもしれないけど、他の消化器医師選んでしまって、その医師が選んだ麻酔医師がネットワーク外とか、後で支払い却下とかリスクを避けたいので確実にHMRとつながってる医師を選んだほうがいいと思って。)

ウォールストリートにある医師Cのオフィスで問診受けてきた。5分くらい、よくある質問を受けただけ。病歴とか、薬の服用の有無とか、コロノスコピーでは麻酔使うから付添人を誰かに頼むように説明受ける。この医師Cは検診施設を2か所持ってて、どちらかを選ぶ。

付添人のことは初耳だったので、予約は保留した。頼める人から快くOKもらったので、翌日に電話で検診の予約を入れた。

(この問診代:$287.00)

コロノスコピー前日

翌日午後12時から大腸検診スタート。その24時間前である前日12時から絶食。午後四時からは下剤を4リットルを飲む。15分おきに200ミリリットルずつ飲み切る。いやー、つらかった。

コロノスコピー当日

ミッドタウンはパークアベニューの某所の消化器センターみたいなとこへ。12時スタートといっても、受付けがスタートしただけ。保険証見せ、付添人の電話番号と氏名を書かされる。受付けスタッフが付添人に電話連絡するらしい。受付けラウンジで40分くらい待ったかな?ラウンジで待ってる人たち共々、順々に呼ばれて問診、着替え、腕に麻酔の準備。さらに呼ばれて広い検診部屋へ入り、いくつにもカーテンで仕切られたブースの一つへ案内された。着替えやカバンもビニール袋に入れて持たされた。シーツとタオルも。

そのブースには医師Cさんが待機してた。

「ソルーション(下剤)ぜんぶ飲んだかい?」って。傍らで麻酔医の女性が一言二言挨拶がわりに声かけてくれて麻酔開始。

(この麻酔医からは$5850の請求。保険会社は$494支払い)

「そろそろ始まるのかなぁ~~~。」っと思って麻酔注射が腕に入っていくの見ていて、気づいたら実はもう終わった後だった。先生はすでに消えていた。看護師さんが声かけてくれた。お尻あたりがべたべた。隣のブースから男性のイビキが聞こえてきた。カーテン一枚で仕切られてるんで。

看護師さん、「付き添いの人に電話したわ。」

ブース内で着替えてしばらく待った。また看護師さんに呼ばれ、カーテン開けると奥のほうで付添人である友人が手を振っていた。ラウンジみたいなエリアに一緒に座って、しばらくしたらジュースとクラッカーくれた。看護師さんから内視鏡カメラで撮った腸内の写真や観察項目などなど書かれた2枚のレポートで簡単な説明受ける。

しかし、なんと!腸内がまだ汚れてたのでやり直しぃーーーー!!

(この検診施設からは$8000の請求。保険会社は$1500支払い。施術した医師Cさんからは$1754の請求で、保険会社が確定した代金は$186。意外と医師だけは報酬少ないけど、検診施設と雇用関係あるとか何らかの関係者かも、、、?)

医師Cさんと検診施設の評価をグーグルで調べると、ヒステリックに低い酷評をつけてるユーザーが目立つ。事前にその酷評レビューを見てから予約したせいで、最初の問診はけっこう恐怖だった。でも、実際の医師Cさんはインド系の普通の中年オジサン。受付けスタッフもインド系女性。歯医者さんによくある過剰なフレンドリーさは無く、ごくごく普通というか、事務的に、ビジネスライクに問診してるだけで、私はなんの不満もなかった。電話での受付け女性の応対も問題なし。自分も移民で英語でペラペラと愛想よく応対できるわけじゃないんで。こういうスモールトークとかジョークとか無いぶっきらぼうさに、生粋のアメリカ人には物足りなかったのかな?