AIRBNBの新サービス、二つを紹介:その1
スーパーホストさんに外注頼めるサービス
民泊したい?でも何から始めていいか分からない?スーパーホストさんに全てお任せしましょう。
https://www.airbnb.com/host/experienced_hosts/about?c=tumblr&af=746240
スーパーホスト外注サービスです。素人ホストさんはこのサービス通してスーパーホストさんに管理をお願いできるんです。これはなんと、東京が一番多くて92人のスーパーホストさんが登録してますね。
流れはこんな感じ。
1:自分の民泊物件に近い、スーパーホストさんを検索して管理を申込み。
2:管理を任されたスーパーホストは物件を魅力的に紹介して登録、宿泊価格やカレンダー管理を市場価格を見ながら競争率が上がるよう調整してくれる。インテリアのコンサルテーションや模様替えのアイデアも出してくれるでしょう。
3:ゲストさんへのコミュニケーションも引き受け、契約内容によってはゲストのチェックインに直接立ち会ってくれることも。
4:清掃サービス業者さんの応対もしてくれ、消耗品の管理と整備もしてくれる
つまり、民泊できそうな部屋かマンションもってたら、他はスーパーホストさんにお任せできるんです。
お値段?ゲストが支払う宿泊代の10~20%、サービスの内容によって上下します。AIRBNBが自動的に差っぴいてスーパーホストの口座に振込みます。もちろん、AIRBNBの3%手数料はまた別です。
なんでAIRBNBの中でも東京ロケーションに登録スーパーホストさんが多いだろう?スーパーホスト資格者がけっこう多いことも驚いた、、、実は。(私は面倒くさくて諦めたんで。そんな肩書きなくても予約率が良かったし。)資格とるの大好きな日本人気質なんだろうか?英会話スキルが絶望的に低い日本人ホストさんが圧倒的に多くて、ニーズが多いかとも思われます。
今現在、暗躍してるエアビー民泊管理ビジネスやってる人には脅威かもしれませんね。
20%手数料は安い?高い?
私の場合、20%手数料は痛い。それでも黒字になっただろうけど勿体無い。ヒマにまかせて自分で掃除も何でも自分でやった。仕事早引けしてでもチェックインに立ち会った。どうしても抜けられないときは友達に頼って、バイト代を払ったっけ。それは場所がニューヨークであって、私は英語が話せて、ゲストも英語が話せたからなんですね。ゲストさんたち、気の良い旅慣れたヨーロッパ人ばかりでラクだったしね。ゴージャスなセレブ物件ならかなり高めの値段で貸せるんでしょうけど、安い値段だけが取り得のチープ物件で薄利多売式で稼いでるなら、この20%はきついんじゃないかな?
結論:露骨に営利目的のえげつないサービスだと思う。
AIRBNBの始まりはシェアリング・エコノミーだったはず。普通の人が自分の家の一部を宿泊スペースとして提供することで世界の旅人と縁ができて触れ合う機会が生まれる、地域への貢献ってのを謳ってなかったっけ?
エアビー民泊で儲けるならまずは物件の立地の良さ、そうでなければずば抜けたユニークさが重要。ホストがめちゃくちゃナイスな人柄なんてどうでもいいと思う。少なくとも私が稼げたのは立地の良さに手ごろな値段。マンハッタンでは重要です。魅力あるエリアでないアクセス悪い物件で凡庸な部屋なら、安い宿泊代でアピールするしかない。レビューの星の数は大切っていうけど、私は気にしなかったし後半はほとんど5つでした。よほど根性ワルでない限り、レビューは甘いですよね。
ぶっちゃけホストの仕事は経験と慣れです。適度なオモテナシ精神とね。一般論でも接客業は慣れが必要でしょ?チェックイン時のゲストへの案内(今どきはトリセツって言うの?)も何回もやるとコツが分かってきます。レビューを読めば、サービスの何が良くて何が足りなかったのか学べます。アメニティは何が必要で何が無駄かも。掃除も自分でやるとどこが一番汚れるか学べます。連泊続いて忙しいときは、どこの掃除を優先してどこを手抜きできるかとかね。ブッキングも同様。宿泊代は類似物件と比べてみて恐る恐る上げてみたりして動向を学ぶ。埋まり具合のパターンも2年くらいやって分かってくれば3ヶ月先がガラガラでも心配しなくなります。ドタキャンあっても冷静になれる。そういう経験を積み重ねてナンボという仕事を他人にポンと丸投げはあまりに勿体無い。反対にスーパーホストさんは他人の物件も世話することによってもっと管理スキルが上がってゆくけど。
それに、いいことばっかり書いてあるけど、スーパーホストが管理オファーを受け入れたとして最初にすることは、受け持つ物件が賃貸物件ならオーナーから民泊許可得ているのかとか、分譲物件なら契約上エアビー可能なのか確認するステップはないのでしょうか?