無印のフィットするソファなんて話にならない至高のビーンチェア 

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とうとう配達されてきました大きな段ボール。
さーて、これをリビングに運ばねば!と、うんしょ!と段ボール押したんだけど、フワっとするすると動いていって拍子抜け。めちゃくちゃ軽い!さぁ、中身を開けた。
真っ赤なビーンチェア、完成品ではいってまして、ビニール袋を外してオーケー。
一見、巨大な洋梨シェイプ。

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可愛い~~~。

これが一年くらい買うのを悩みに悩んだあと、思い切ってポチったサッコチェア(SACCO CHAIR)です。イタリアン家具の名品らしいです。それだけにニューヨーク近代美術館のオンラインストアでこの赤色だけ売っててずっと目をつけてました。常にセールになってて269ドル。でも送料高くて75ドル。合計380ドルくらいだったかな。
日本のアマゾンのMOMAストアでも売ってますね。7万円かぁ、、、。ディノスでも

座ってみる。おぉ、体がズボッと沈まない。これはよくあるビーンチェアとは比較にならない座りごこち。座ったのはいいけど沈み過ぎて起き上がれない無印の「体にフィットするソファ」とは雲泥の差。と偉そうに書いてるものの、現品を置いてるショップがないので実際に座って試したわけじゃなくて、MOMAが定番で扱ってるという名品という実績を信じて博打買いしたんでした。ググって見られる範囲でサッコチェアに人間が実際に座ってる画像を観察して「これは沈まないぞ!」と判断した。結果、大当たりでした。

赤色しか選びようがなかったけど、これも正解。ガランとしたリビングルームが明るくなった。合成皮革なせいかゴージャスに見えるけど軽くて、汚れもすぐ拭けば取れるでしょう。ニャンコの爪とぎ攻撃にも負けないはず。

座り心地を頑張ってもう少し詳しく表現します。中身はキャビアを10倍くらい大きくしたような粒粒が入ってる。なにげにファスナー開けてみたらサラサラサラ~~っと白い粒粒が噴き出してきて焦りました。ファスナー開封厳禁!。なんというか、体のフィット感がソバ殻枕に似た安定感なんです。ザラザラーと沈むようでいながらがっちり泊まって硬くまとまる。重い私のお尻がドスッと乗っかっても反発力があるのでズルズルと沈むことなく落ち着きます。合成皮革のカバーがそんなに伸びないからズブズブ~~と型崩れしないんでしょう。

先の細いほうを上に立て, 太いほうの下部をポンポンと叩いてスペース作って座ればソファに。頭まで届くのでリラックスできます。
横にして寝かせて太いほうに頭を向けて胸から抱くようにうつぶせに寝そべると読書に最高!頬杖ついてテレビ見るのも快適!

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数年前に通販で買った巨大な激安ビーンチェアは半年で捨てました。ビロード風カバーが汚れて汚くなったんで。まず、中に入れるものがビーンじゃなくて、ブツブツに裁断された屑みたいなウレタンフォームみたいなの。詐欺だー!これをビーンチェアとして売るかぁ?と泣けました、、。ウレタン屑が圧縮された状態で入ってて、届いたら自分で開封してカバーの中にいれて一晩かけて膨らむのを待つというやつ。(捨てる時は悪夢だったなぁ、、、。まさかそのままゴミ置き場に置いてく訳にいかないんで。)
ウレタンフォームの塊の上に乗っかかる感じの座り心地は最初は面白がったものの、快適じゃなかったのか、使わなくなってしまった。

無印良品の店頭で「体にフィットするソファ」試したけど、やっぱりズブズブ沈むタイプだった。人をダメにする、、、というフレーズでバカ売れしてるというアレです。起き上がるときに「ヨッコラショ!」と気合が必要ですぐに退散しましたよ。私が試したのはハムスターのほっぺみたいに「すごく伸びそうな」ナイロン製っぽいカバーのタイプ。最近見かけるデニム素材のなら伸びないのである程度ホールド力があるんじゃないかと推測しますが。

ただ、このサッコチェア、、、、狭い日本のリビングルームには合わないかも。四角い無印のソファのほうが狭い居間でも収まりがいいですね。デニムだし。サッコチェアは立たせておくと存在感アリ過ぎ。横にしておくと、真っ赤なトドがごろんと昼寝してるような、、、。
でも、無印やニトリは買いたくないこだわりの人は7万しても好んで買っていそう。腰痛持ちさんとかね。楽天でもディノスでも扱ってるくらいだし(品切れみたいですが、、、)。「建築探訪」番組とかインテリアデザインの読者のお宅ページなんかにも登場してそう。

いい買い物したなぁ。