JRパス、最後のチャンスだろうけど購入見送る、、

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オリンピックが終わる2020年12月以降、海外に永住権もつ在留日本人はJRパスを買う資格を失いそうです。JRは継続して発売するか発表してない。

残念、、だけど、ちょっとホッ。

というのは、JRパスを買った以上はモトをシッカリ取ろうとして無理な計画を立ててしまって弾丸観光となってしまってた経験あるんで。買えなくなったら腹をくくってゆっくりしたスケジュールの旅をするしかなくなる。

さらに!

JRパスは東海道新幹線は「のぞみ」除外。移動計画たてるときに不便なことったらない。

最初に羽田や成田空港でJRパスに引換えするときの専用窓口の長蛇の列もゲンナリ。アナクロなパスなので切符買う度に「みどりの窓口」で並ぶ。そこで同じくJRパス持ちの外国人観光客の行列にウンザリ、、。そして並んでいるうちに何だか妙な心境に。このひとたち(外国人)と同類な状況に立ってる自分がシュールというか、、、。ここニッポンは私の国だよね?

例えば、名古屋から広島へ日帰りするとしたら、広島の滞在時間は半日足らず。新大阪で乗り換え必須で一日のうち6時間くらい新幹線の中。親の家に、夏休みにアメリカから高校生たちが来日して短期滞在ホームステイして、そんな強行軍を喜々としてこなしていたが、アラフォーなオバサンには無謀な計画すぎ。

10年くらい前に使い始めたころは、「こんな便利な割引をローカル日本人が使えないなんて酷い!外国人優遇しすぎ!こんな割引を外国人にしてるって知ったら、日本人が怒って暴動起きるかもよ」なんて思ってたもんです。しかし、SUICA登場してモバイルで予約割引とかあるし『みどりの窓口』の列に並ばなくても楽々乗車、地域&期間限定ながらもお得切符が意外にいろいろと売られてる。リタイアする頃にはジパング倶楽部に入れば3割引きくらいお得に買える。

ローカル日本人のほうがよほどラクできてるんです。

日本の友達にJRパスのこと話しても冷静なもの。

「一週間まるまる休めないー、14日?あり得ん!!」

「ふーん、一週間ずっと新幹線乗りつづけて移動する旅行なんてしないしー、、ガイジンさんは大変~(冷笑)」

飛騨高山線の特急ひだのグリーン車なんて外国人だらけ。日本人は乗らないですね。近隣に住む日本人は高速道でさくっとドライブしていける。奈良、そして伊勢神宮方面はどっちみちJR路線はアクセス弱いからJRパスは無意味。

私の場合。東海地方なので、東京へ始発に出発して半日遊んで帰ってくるのに超便利。北なら金沢へプラッと日帰り可能。(特急しらさぎに往復トータル6時間乗る覚悟があれば、、。)

西へは姫路行くまでがかろうじて便利圏。これを7日間のうち2か所行けばJRパス代金の元が取れます。欲張って、今日は東京、明日は金沢、一日休んで次の日は大阪か姫路かなー、なんてスケジュール組むなら超お得。しかし、こんな強行スケジュール、日本の友達はまず付き合ってくれないんでおひとり様旅か、同じJRパスを買ったパートナーと一緒に帰省してニッポンを楽しむしかないわけで、ほぼ外国人さんの旅モードで使うことになるわけ。日数限られてる日本滞在中、家族親戚と過ごす日数も要るし友達とも出かけたいわけで、フルに旅行しっぱなしの日本人は少ないでしょう。(もう親を看取って、帰る実家が無いとかかな?友達が全国に散らばってて会いに行きたい、、というケースもあるかな?)

最後のチャンスにゆっくり東北旅行するなら使えるかも。たしかグリーン車パスでグランクラスが乗れるはず。平泉、仙台、盛岡、角館、、遠野めぐって青森ね。これも東北週末周遊キップとかあるらしいし、成田から飛行機でサクッと青森まで飛んだほうが早くて体がラクじゃないかな。海外からならANAの国内線は一万円くらいだし。

そんなわけでもうすぐ出発する帰省ではモバイルSUICAにチャレンジ。