ピンズラー式で台湾華語はちょっとムリだった

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ピンズラー中国語教材を買った

独学で初級レベルの台湾華語をやってて困るのは発音教材の少なさ。そんなときアマゾンでピンズラーの中国語教材CDの基礎編4枚(英語の解説で計4時間分)入って15ドルと格安だったのでダメモトで試してみました。あくまでダメモトです。だって中華人民共和国の中国語のはずなので。

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え?プートンファ?

ニー フェイ シューオ プートンファ マ?
テキストブック無しでオーディオだけでの勉強です。プートンファ?最初なんだか分からなかったけど、『トン』と『ファ』は心当たりがあった『通』と『話』だというのは想像できたんで、『普通語』って意味だよね。
その瞬間、やっぱりこれはマズイな、、、と思った。

台湾の教材では中国語は100%『中文』と出てきます。『普通語』は中華人民共和国の定義する国の公用語って意味でしょうか。台湾、香港でこんな単語が使われるわけがありません。(ちなみにこの言語を『北京語』という日本、語源はなんなんだろう?英語ではマンダリンなのに。そのうち調べてみたい。)

語尾にRを激しく多用

『○○は何処ですか?』は、『○○在哪兒?』 、とほぼ99%の教材で教えられてますよね。台湾教材でも見かけます。しかし、台湾では語尾に『ナァ~』とRを付けることをあまりしないのだそうです。『少しだけ』は『一點兒』ですね?それでも台湾では『兒』はつけないそうです。少なくとも私は先月の中国語スカイプレッスンで台湾人の先生にそう教わりました。だったら台湾では『○○在哪裡?』というのが普通というか一般的かはちょっと分からない、、、次回レッスン受けるときに質問してみよう。

結論。ピンズラー教材は究極の北京仕様の中国語なのでした。

その点を気をつけつつピンズラー教材を使うのはいいかも。ピンズラーの長所は、100%音声教材という耳で鍛える語学教材ということ。テキスト開いて簡体字を目にすることはないのがいいです。短いフレーズを聞いて単語の意味と四声のどれなのかという説明のあと、何回も反復練習させられるやり方。進むうちに前章で習ったフレーズも突然質問で聞かれるので、焦る。習うフレーズがどんどん増えていくなかから、唐突に聞かれて答えていくうちに、会話をするための反射神経が身につくと思う。

CLOという台湾発のラーニングサイトも気になるところ。でも、とりあえず、今のところはおカネのかからない方法で、、、。