台湾旅行リピーターの旅行ガイドブック

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ちょいリピーター向けガイドブック

台北に行くのは4回目。だいたい土地勘もつかめてきてるし、観光名所もひととおり行った。中級レベルに上がりつつある初級台湾観光客、、、っていっていいかな。

そんなリピーター旅行者にとって、どんな旅行ガイドがいいんでしょう?初めての台北旅行では『ことりっぷ 台北』、大活躍してくれました。2~3泊しかしない女性には読み応えありですね。初めての台北旅行の折にすごくすごく読み込んだガイドブック。なによりも軽さと微妙な小ささが携帯性高くて最高でした!

でも、4回目ともなると心機一転して新しいガイドブック買おう。ガイドブックに関しては実際に手に取って選びたい。何軒も本屋をはしごしてしつこく立ち読みを繰り返したものの、「これだ!」って本がでてきませんでした。が、何冊も何冊も吟味してみてきて自分の潜在的な好みが分かってきた。

  • お洒落なイラスト図説よりは写真がいい。
  • ホテル情報はそんなに要らない。それどころか、もう無くていい。旅行サイトで選ぶので。
  • 紙面は白が基調で、派手派手しいレイアウトじゃないもの。ドカーンと食べ物の写真が載ってるページは目がチカチカして疲れる。
  • 女性向けに特化してないこと。腹立たしいくらい軽薄でグルメと買い物情報ばっかり、、、.
  • 歴史的史跡の案内が入っていて欲しい。
  • 地名や店名に北京語のカタカナふってある

いろいろ悩んだ末、買ったのは『空旅STYLE 台湾』

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1600円って高い、、でも、これが一番気に入った。一見重そうに見えて軽いし。すっきりとした装丁スタイル。白がベースの背景に名所は写真で紹介されてる。
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派手なページもあるけど、それでも他社に比べて控えめ。
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西門~台北駅エリアのレトロ建築めぐりに興味あるんですが、キチンとコースが紹介されてます。単行本みたいなサイズながら、重々しくない。なんというか、「大人の旅ガイド」ってな感じかな。

これは実際行ってみて実感したこと。付録のミニサイズの折りたたみ地図が予想以上にいい。店頭ではしっかり密閉されてたので買うまでは中を開けられなかったんですが、「当たり!」です。

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ニューヨークやロンドンみたいな大観光都市なら現地の本屋や売店で売ってるタイプのものだけど、台北バージョンでこんな形の携帯マップは探したけど見つからなかった。三日間使いまくったけど折り目から裂けてきたりとか破れたりしない丈夫な作り。このマップだけで800円出してもいい!「ことりっぷ」の地図も重宝したけどそれ以上!同行した友人が持ってきた大型版の「るるぶ」とかは実際に迷って地図読みたいときに不便だし、カバンに入れるにはかさばるのでホテルに置いてきちゃいました。派手派手しいレイアウトはホテルの部屋で読んで「今夜、どこ行こうかー?」って、盛り上がるにはいいんですけどね。

後記(2015年冬)その後の台北旅行では予想外にも折りたたみマップの出番無し。もう出かけるエリアが前回も行った場所ばかりで土地勘が残っていたせいでしょう。台北全域を俯瞰して眺める必要なかった。そのかわり重宝したのが取り外しマップのほう。もう、もう痒いところに気が届く工夫がしてあるんです。まず、おお助かりだったのは、エリア拡大マップにMRT駅の出口ナンバーが書かれていていること!たとえば、中山駅から京鼎楼に行くためには何番出口で下りたら一番近いのか、マップで分かります。

「台湾ニイハオノート」は機内で楽しむ

「台湾ニイハオノート」も、本屋さんで立ち読みしてみて購入。旅行者目線でないマニアックな台湾ガイドで、旅の参考にならないけど台湾を知るに面白い本でした。行きの機内で読んで、気分をどんどん盛り上げてくれました。紹介されてた店は「台北を見尽くして、食べつくした」人向けかな。でも、内容は今から読むには(2015年後半)古いですよ。

観光ならスマフォのアプリよりは紙ですね、、まだまだ

スマフォの地図アプリは使えないデスね、オバさんには。小さなディスプレイ画面なんで、同行者と一緒に読むことできないし、地図いちいちスワイプしないといけない。現在地から目的地まで延々とスワイプしていく場合、狭い画面で連続性が絶たれちゃって頭に距離感が入っていかない。ペラリと広げられて全体を俯瞰できる紙の地図のほうがいい。タブレットを持ち歩くなんて狂気の沙汰。お土産買って重たいカバンにさらにオモリを入れることはできない!若い世代はそれでも持ち歩くのでしょうが私はダメ。