岡山ルートで直島ベネッセミュージアムへ:2日目
ベネッセホテルの朝
夕食とおなじテラスレストランでバイキング朝食。7時半スタートというのは少々遅い。外人さんの団体が早々と来たせいか、10分くらいはやくオープン。ミュージアム棟のレストランで和食という選択もありましたが、移動が面倒で、、、。(あとから気付いたけど歩いても10分かからない)
このあと、シャトルバスでミュージアム棟の見逃した作品を鑑賞。、、とはいっても、昨晩のツアーでほとんど見てたようで、30分もかからず終了。和食レストランをチラリと見たら、杉本博の水平線シリーズの作品と瀬戸内海を眺められる場所で、こじんまりして新聞も置いてあって、日本人ならココのほうが寛げそう。ここで朝食でも良かったかも。どっちみちミュージアム棟に来たのだし。
ここくらいは写真撮っていいかな?杉本作品の水平線シリーズの作品がズラリ。これらの写真にうつる水平線と、ココから見える瀬戸内海の水平線の高さが合うように展示した、と昨日のガイドツアーで聞きました。
さて、パーク棟へもどるシャトルバスはしばらく来ない。ここらへんで、シャトルバスの運行本数の少なさからくる不便を実感しました。高級ホテルなら、客のリクエストで小さなカートを行き来させてくれるもんですが、、、、、。
幸い、天気が良かったから歩いてパーク棟に戻りつつ、チャーター船の船着場あたりの屋外のアート作品を鑑賞。
カボチャを忘れちゃいけない!
地中美術館の10時の開館までのんびり海岸を散策、ラウンジでコーヒータイム。のろのろとチェックインしてパーク棟9時57分発のシャトルバスで地中美術館へ行きます。
地中美術館
チケットセンターの前でバスは止まる。そこでチケット買ってロッカーにカバンを預けて3分くらい歩いたところが地中美術館。
地中美術館に入ります。撮影禁止。
地中美術館、下調べせずに行ったせいか度肝をぬかれる美術館でありました。スタッフの方がたは真っ白なユニフォームで静かな静かな声で案内してくれます。観られる、というか体感するのは3人のアーティストだけ。(J・タレル、モネ、ウォルター・デ・マリア、そして設計者の安藤忠雄の空間。)チケットセンターから地中美術館の間を歩いたミニ庭園はモネのオマージュだったんでした、と気付く。
さて、睡蓮の展示室の衝撃は忘れがたく、2度入ってじっくり堪能。(撮影禁止なのです。で、靴を脱いで専用スリッパはいて鑑賞するんです!)
十分満喫してしまえば、この迷路のようなコンクリの中から早く出たい。なんとも冷たくて重いというか、息苦しいのが安藤コンクリート建築なのかなぁ、そういえば、安藤建築作品に入ったのは20年ぶりくらい。たしか、京都の高瀬川沿いの。こういうコンクリで家建ててもらって住んでる人って、健康面で大丈夫かなぁ、、と思ってしまう、、。
さて、ここからどうしよう?ここ、地中美術館はベネッセの敷地。町営バスは走ってなく、またまたベネッセのシャトルバスに頼るしかない。それか、島内に一台しかないタクシーを運よくつかまえて宮浦港へ行くか?自転車レンタルでもしない限り、バスの運行時間に行動を拘束されちゃうのがなんとも不便です。
カフェでまったりコーヒータイム、、、は諦め、ショップも素通り。急いでロッカーから荷物を出して11時5分のシャトルバスに飛び乗って、宮浦港へ。これを逃すと次の宮浦港行きは12時15分まで来ないようで焦りました!!
宮浦港へ
そんなわけで宮浦に予定より早く着いてしまった。宇野港行きフェリーは12時45分発。おススメコースどおりに行動すれば、直島銭湯「I♥湯」へ行ってお風呂タイムなれど、我々は熟年ツーリスト、銭湯を前にしてみてそんな気になれない。
金魚の泳ぐ水槽だけみて退散。
お昼をここで済ませていこう、と適当に入ったのが港からすぐの「いこい」食堂。
何作って出しても儲かりそうな立地の良さだけに期待してなかったけど、平目の定食が美味しかった。私は煮付け、連れはから揚げ。どちらも美味しかった。ベネッセの客室にはなかったテレビ。ここでNHKニュースも見られて落ち着く~。
フェリー乗り場のそばのカボチャのオブジェで記念撮影してからフェリーに乗り込みます。
乗用車も搭載する大きなフェリーで、締め切った広い船室にはいってテレビ見ながら宇野港へ到着。昨日の海風に当たってのんびりしたボートでの移動とは大違いの体験です。
宇野港。ここJR宇野駅で40分ほど待ち。
この宇野駅、なんというか、、最近の新しいJR駅にありがちな均一さがない、昭和的なたたずまいで和めます。改札も自動じゃないし。ベンチでのんびり待つのも悪くない。近くにコンビニあるし。テスト中なのか、1時ごろなのに高校生クンで車内は賑やか。
乗り換え。反対ホームに次の電車が来ます。
岡山駅で新幹線乗り換えは5分。ちょっと走って新幹線に乗り込んで、無事、ベネッセ直島ミュージアム旅行はお終い。