たかが取っ手、なのに決められない – 27 アメリカでリノべ 2021年編
6月15日のメモ
コントラクターJからスイッチプレートとコンセントの色を決めてくれと言われ、普通に白にした。ベージュっぽくもないオフホワイトで。キッチン回りだけは黒に挑戦したい好奇心をなんとか抑えた。白いペンキ壁にキャビネット全体が白にシンクが黒、上方に付けるアクセントライトの傘が黒。さらにコンセントが黒なのはやりすぎだ。
さて、後に残るはキッチンキャビネット扉に付ける取っ手。もう他には思いつかない。
けど正直、どうでもいい、、。でもキッチンのインテリアでは一番のこだわりどころらしい。『キッチンの輝く宝石』なんだと。私には安物の取っ手と高級取っ手の区別すらつかないんだけどな。
あまりに種類が多すぎて、ネットでカタログ見てるだけでうんざりしてしまう。常識的に使い勝手優先なら細長いバーのハンドル式だと思う。見た目優先なら指の引っかかりが悪くてつかみにくいポチっとしたボタン風のノブもいい。私としてはキッチン然としたキッチンにしたくないという最初からのテーマからぶれたくないんで、そういう開けやすそう~なデカい取っ手は付けたくない。見るからにキッチン然としてしまうではないか。取っ手が必要のない、扉の上辺が取っ手状にくり抜かれて加工されてる扉もあるけど高価だし、それはそれで手が触れる範囲が広くて拭き掃除をマメにしないといけないんで問題外でした。下のはイケアの最高級ラインの扉でキャビネット上部がえぐれててノブ要らずで超ミニマル。
押すと反動して開くタイプのもいいけど、毎回扉面を強くプッシュプッシュして開けるのって案外ストレスかも。だから却下。
存在感の薄い薄いポチっとしたノブを選んでしまおう。扉の淵の細い枠が影になって出来るシャープな直線の影を生かすなら丸いカーブ状のが対比が際立って合いそう。両面開きの扉にならハーフムーン型がいいな。毎日使う食洗器の扉は見た目重視だと後悔しそうなので、しっかり開閉しやすいハンドル型にしたい。
シルバーか黒か?
割とセンスのいい専門ショップで見かけるのは真鍮、黒塗装, ニッケルがほとんど。白が売ってない。白だと陶器製か木製や石素材となる。人気ショップのTop Knobsサイトなんて白のカテゴリーすら無い。黒の塗装はあるのになぜだろう?手垢ついて汚れやすいかな?蛇口がピカピカのステンレスにしたんで合わせるならニッケル?でも黒にしてもアクセントになるように思えるし。
金具に何日も悩む気はない。悩んでしまったら泥沼にハマってしまう。今日のうちに決めてしまおう!ということで、ボトムキャビネットは引き出しには4インチ幅の黒のハーフムーンの取っ手。開き扉には小さ目のハーフムーンのノブ。幅1.75インチというと4.5センチ。フラットすぎて指への引っかかり部分がないから使いにくいだろうけどいいのだ。怖いのはCB2ショップ、実際にキャビネットに付けてる状態のサンプル写真が無くて役に立たない。売る気ないんだろうか?最悪、到着してみてキャビネットに合わなかったらソーホーに店舗あるから持って行って返品。ボトムはこれでもうオーケー。
念のため、返品決定した場合の第二希望は高級メーカーらしいSingnature Hardwareショップのまん丸タイプのコレ。こっちのほうが断然使いやすそうだけどね。
壁キャビネットは目立たせたくないんで、黒をつけたくない。でもボトムと同じデザインの扉なのに金具の統一性が無くなると変?ボトムで選んだのと同じハーフムーンのニッケルにしようかな?まずは黒のハーフムーンが届いてみてからニッケルを買い足すのも可能。扉の表面じゃなく、側面につけるタイプのインビジブル型とかいうのにした。amazonで白が売ってたから。高い高いデザイン性のある扉の表面にビスの穴を開けるのを躊躇する人にも人気みたい。
インビジブル、、、というけど、やっぱりそんなに存在感薄いわけじゃく、クロームシルバーの施工例しか探せないけど、見てみるとそれなりに細い板が走ってるな?って見える。それが気になるかどうかなぁ?扉が到着してから比べてみてどちらかを選んで、一方を返品しよう。90日以内なら受け付けてもらえる。
到着
届いて実際に見てみると見かけ重視に徹する勇気が薄れてしまった。丸いノブ、ハーフムーン型より絶対に開けやすい。CB2のは全部返品に決定。インビジブル・エッジハンドルは思ったよりいい感じ。白の塗装、すぐ取れちゃうのかも、、、。
はぁ~~~、もうお終い。もう決めるべきモノはないはず。