キッチン水栓選びに悩む – 04 アメリカでリノベ 2021年編
検討項目 その4 -水栓はタッチレス!
ショールームに行く前の段階のかなり早い時期に決めていたのがコレ。
インダストリアルという範疇にはいる、ごついデザイン。目指すミニマルキッチンのアクセントになるかと思って。
そしてタッチレス!絶対タッチレス!!高くついても妥協したくない。というのは、調理や洗い物終えて、最後に濡れた手で蛇口レバーを締めますね。その時に手から天板に滴り落ちる水滴をまた拭き掃除することが嫌。几帳面な同居人は常にその濡れる辺りにキッチンペーパータオルをいつも敷いてる。コレはコレで貧乏くさいんだけどそんな事絶対に言えない、、、(下の写真は自宅のもの)
このモデルは却下することに決定。
よくよくじーっと施工例の写真や動画をネットで見てて問題点を発見したのでした。上部の壁付けキャビネットとの相性が合いにくいってことを。
こういう個性的、というかステートメント力が強い水栓は開放的なアイランドに付いてるシンク向きなんだと思う。頭がぶつかりそうな高さにキャビネットが付いてる壁寄りのシンクには窮屈そう。高さが18インチ(およそ45センチ)もあるのです。美しいアーチ状フォルムがすぐ上に付いてるキャビネットで生かされてない施工例だらけ。
水栓のアーチ状フォルムを生かすことを優先したらしい施工例を探したところ、シンクに面する壁はオープンにしてるか、キャビネットを吊る高さをかなり上方に上げてる。キャビネット全体の平行線がデコボコしてしまうけど、私は下図の施工例のやり方に軍配上げたい。チビの私はあまり感じないけど、立ってて目線のすぐ先がキャビネットだとシンク使ってるあいだ圧迫感もあるはず。
問題は、今回のリノベでは上部のキャビネットはやる予定なし。コロナのロックダウン解禁前の今はショールームは予約制のところが多いし、なにより私自身が出歩きたくないので準備が出来ませんので。
そこで頭を切り替えて選びなおしたのがL型フォルムの水栓。Brizo ってメーカーで2点が候補。完全なL字型タイプのMINTAとコの字(?)タイプのLITZEのどちらかに決める予定。
高さ13インチちょっと(およそ33センチ)こちらのほうがハイエンドなメーカーらしくお高いけどミニマルな直線美が気に入った。シンク回りの窮屈さがけっこう軽減されると思う。もちろんタッチレス!電気工事が追加でいるのかも、、、。
黒にするか、、?
最近は黒の蛇口が流行ってる模様。私もアクセントになるかと思って黒に心が傾いた。Kohler製の高さ抑えめの小さなコロンとした黒い蛇口、すごく好みで。
けど、シンクを黒クオーツにするのが優先。薄い色のクオーツ天板にアンダーマウントする予定で、一見遠目ではシンクが黒と分からないようにしたい。そんなささやかなデザインの隠し味、、というかスパイスに露骨に黒い蛇口つけるのは野暮かな、と思って。